_doserrno
errno.h:インデックス への移動
ヘッダーファイル
errno.h
構文
extern int _doserrno;
説明
_doserrno は,オペレーティングシステムの多くのエラーコードを errno にマップするための変数です。ただし,perror は _doserrno を直接使用しません。
オペレーティングシステム呼び出しがエラーになると,_doserrno に実際のオペレーティングシステムのエラーコードが設定されます。errno は,UNIX から継承されるエラー変数に対応しています。
次に,_doserrno に設定できる実際の DOS のエラーコードのニーモニックを示します。これらの _doserrno 値は,_sys_errlist 内の同等のエラーメッセージ文字列に(errno によって)マップできない場合もあります。
E2BIG |
不正な環境 |
EACCES |
アクセスできない |
EACCES |
不正なアクセス |
EACCES |
現在のディレクトリである |
EBADF |
不正なハンドル |
EFAULT |
予約 |
EINVAL |
不正なデータ |
EINVAL |
不正な関数 |
EMFILE |
オープンファイルが多すぎる |
ENOENT |
指定されたファイルまたはディレクトリがない |
ENOEXEC |
不正な形式 |
ENOMEM |
MCB が破壊されている |
ENOMEM |
メモリが足りない |
ENOMEM |
不正なブロック |
EXDEV |
不正なドライブ |
EXDEV |
装置が異なる |