エディタ属性の指定

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プロパティ エディタの追加 への移動


プロパティ エディタでは、どのツールを表示するかを[オブジェクト インスペクタ]が判断する際に使用する情報を提供する必要があります。たとえば、[オブジェクト インスペクタ]には、プロパティにサブプロパティがあるかどうか、指定可能な値のリストを表示できるかどうかなどの情報が必要です。

エディタ属性を指定するには、プロパティ エディタの GetAttributes メソッドをオーバーライドします。

GetAttributesTPropertyAttributes 型の値のセットを返すメソッドで、そのセットには以下の値の任意のものをいくつでも含むことができます。

プロパティ エディタの属性フラグ: 

フラグ 関連メソッド 含まれている場合の意味

paValueList

GetValues

エディタは列挙値のリストを示すことができます。

paSubProperties

GetProperties

プロパティには表示できるサブプロパティがあります。

paDialog

Edit

エディタはプロパティ全体を編集するためのダイアログ ボックスを表示できます。

paMultiSelect

なし

ユーザーが複数のコンポーネントを選択した場合にプロパティを表示します。

paAutoUpdate

SetValue

値の承認を待たずに、変更されるたびにコンポーネントを更新します。

paSortList

なし

[オブジェクト インスペクタ]で値リストをソートする必要があります。

paReadOnly

なし

ユーザーがプロパティ値を変更することはできません。

paRevertable

なし

[オブジェクト インスペクタ]のコンテキスト メニューで[継承元の値に戻す]メニュー項目を有効にします。このメニュー項目を選択すると、プロパティ エディタは、現在のプロパティ値を破棄し、もともと決められているデフォルト値または標準値に戻します。

paFullWidthName

なし

この値は表示する必要がありません。[オブジェクト インスペクタ]では、値の代わりにプロパティ名を幅全体に表示します。

paVolatileSubProperties

GetProperties

[オブジェクト インスペクタ]では、プロパティ値が変化するたびに、すべてのサブプロパティの値を取得し直します。

paReference

GetComponentValue

この値は、他のものを指す参照です。paSubProperties と一緒に指定された場合は、参照先のオブジェクトをこのプロパティのサブプロパティとして表示する必要があります。