ファイルのバージョン間で差分をとる(比較する)

提供: RAD Studio
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履歴マネージャで、バージョン管理システムとの統合を利用して、バージョン管理システムの管理下にあるファイルのバージョン間で差分をとる(比較する)ことができます。

ファイルのバージョン間で差分をとる(比較する)には:

  1. IDE で、差分をとるファイルを開きます。選択したファイルがコード エディタで開かれます。
  2. コード エディタ ウィンドウの下端にある[履歴]タブをクリックして、履歴マネージャを開きます。ファイルがバージョン管理システムの管理下にある場合、次のように表示されます。
    • そのファイルの使用可能なすべてのバージョン(上部ペイン[リビジョン内容]にある バージョン管理
    • ファイルの現在のバージョンの内容(読み取り専用、下部のペイン)
  3. 履歴マネージャで、ウィンドウの下端にある[差分]タブをクリックします。
  4. ウィンドウ上部のペインが 2 つに分割され、ファイルのバージョンの一覧が表示されます。ペインのラベルは次のとおりです。
    • [比較元]: 比較する 1 つめのバージョンを選択します。
    • [比較先]: 比較する 2 つめのバージョンを選択します。
下部のペインに、差分が次のように表示されます。
  • 削除されたソース行は強調表示され、大きいマイナス記号(Minus.png)が付きます。
  • 追加されたソース行は強調表示され、大きいプラス記号(Plus.png)が付きます。

強調表示の色

[差分]タブの強調表示で使用する色は、[ツール|オプション...|エディタ設定|ダイアログ ボックスで設定できます。[要素]ドロップダウン リストから、次の要素を選択します。

  • [差分 - 追加]オプションは、Plus.png マークが付く行に使用する色を設定します。
  • [差分 - 削除]オプションは、Minus.png マークが付く行に使用する色を設定します。
  • [差分 - 移動]オプションは、移動された行に使用する色を設定します。
    • 削除されたソース行は強調表示され、大きいマイナス記号(Minus.png)が付きます。
    • 追加されたソース行は強調表示され、大きいプラス記号(Plus.png)が付きます。

関連項目