C++ の仕様:インデックス
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このセクションでは、C++Builder でサポートされている C++11 機能の説明や、C++ での UnicodeString の処理の推奨など RAD Studio での C++ 利用を特徴づける機能について説明します。
C++ は、C をベースとするオブジェクト指向プログラミング言語です。一般に、C プログラムは C++ でコンパイルすることができますが、C++ プログラムは、C++ 特有の構文要素をプログラムで使用している場合、C でコンパイルすることはできません。状況によっては、特に気をつけなければならない場合があります。たとえば、C では、異なる引数型で同じ関数 func
が 2 回宣言されると、重複名エラーが発生します。しかし、C++ では、func
はオーバーロード関数として解釈され、これが有効なものかどうかは、その他の要因によります。
C++ では、クラスを扱うキーワードや演算子が新しく取り入れられていますが、C++ の機能の一部は、クラスのコンテキスト以外に適用されます。このセクションでは、クラスとは無関係に使用できる C++ の機能を解説したあと、クラスおよびクラスの仕組みについて詳しく説明します。
例外処理を伴う C および C++ プログラムのコンパイルの詳細については、「C++Builder の例外処理」を参照してください。
関連トピック
- C++0x 対応機能:インデックス0
- C++11
- RAD Studio Clang 拡張 C++ コンパイラでサポートされる C++11 機能
- C++ 用 Unicode
- C++Builder における __property implements サポート
- 実行時型情報(RTTI)
- クラス
- 多態クラス
- 新しい型変換
- 左辺値参照
- C++ のスコープ
- コンストラクタとデストラクタ
- C++Builder での Delphi 機能の取り扱い
- スコープ解決演算子
- テンプレートの使い方(C++)
- new および delete 演算子
- C++ の名前空間
- GNU 属性
- 演算子と演算関数のオーバーロード
- C++ アプリケーションでの厳密な型チェックの使用
- ライブラリ メソッドをオーバーライドする際の fastcall の使用(C++)
- RAD Studio ライブラリに対する言語サポート(C++)
- インターフェイスを実装する:Delphi および C++
- 関数テンプレートの概要:インデックス
- クラス テンプレートの概要:インデックス
- コンパイラ テンプレート スイッチ:インデックス
- テンプレートのエクスポートとインポート
- テンプレート本体の解析