iOS アプリケーションの配置準備
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iOS プラットフォームで配布用にビルドする前に、アプリケーションのいくつかのプロジェクト オプションを構成する必要があります。
構成したプロパティは、通常は .plist
ファイルの形式で、アプリケーションにバンドルされます。アプリケーションをビルドし署名した後でこれらのプロパティを変更することはできません。これらのプロパティはアプリケーションについての重要な情報を提供するものなので、アプリケーションを配置する前に正しい値になっていることを確認してください。正しくない場合、構成した値を変更するには、アプリケーションをビルドし直す必要があるかもしれません。
iOS アプリケーションを構成するには、[プロジェクト|オプション...]を選択します。
- [<プロジェクト名> のプロジェクト オプション]ダイアログ ボックスの[ターゲット]フィールドで iOS ターゲット プラットフォームを選択します。ビルド構成として[すべての構成]を選択することもできます。
- メモ:
- アプリケーションを App Store に提出するには、[iOS デバイス - 64 ビット]ターゲット プラットフォーム向けにこれらのプロパティを構成する必要があります。[iOS デバイス - 32 ビット]ターゲット プラットフォーム向けのこれらの配置プロパティの値は、アプリケーションが 32 ビット iOS デバイス をサポートするかどうかに関係なく、App Store 用にビルドしたアプリケーションには影響しません。詳細は、「iOS アプリケーションを App Store への提出用に配置する」を参照してください。
- アドホック配布向けにアプリケーションを配置したり、32 ビットおよび 64 ビット iOS デバイス向けに個別のバイナリをビルドする場合、[iOS デバイス - 32 ビット]および[iOS デバイス - 64 ビット]両方のターゲット プラットフォーム向けに次のステップを実行する必要があります。
- メモ:
- [アプリケーション]ページでは、アプリケーションを表すアイコンや画像を指定します。
- [資格リスト]ページで、アプリケーションに必要な資格(システム アクセス権)を割り当てます。
- [バージョン情報]ページにてキー/値ペアを定義して、アプリケーションの info.plist ファイルに含めます。例:
CFBundleIdentifier
はアプリケーションの一意識別子です。- アプリケーションの App ID は既にあるはずです。ここには、App ID の後半部分、つまりバンドル ID を入力しなければなりません。たとえば、
com.mycompany.myapp
などです。
- アプリケーションの App ID は既にあるはずです。ここには、App ID の後半部分、つまりバンドル ID を入力しなければなりません。たとえば、
CFBundleVersion
は配置するアプリケーションのバージョンです。たとえば、1.0.0
のように指定します。UIDeviceFamily
は、アプリケーションでサポートする iOS デバイスの種類を示します。以下の中から指定します。- [iPhone]
- [iPad]
- [iPhone および iPad]
info.plist
ファイルをカスタマイズする必要がある場合には、「info.plist ファイルのカスタマイズ」を参照してください。