IsPropertyInCategory 関数の使用

提供: RAD Studio
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プロパティのカテゴリ への移動


アプリケーションでは、既存の登録済みプロパティに問い合わせることで、あるプロパティが指定されたカテゴリに既に登録されているかどうかを判断することができます。ローカライズ ユーティリティで、ローカライズ操作を行う前にプロパティのカテゴリ分けを確認するような場合に、この機能が特に役立ちます。IsPropertyInCategory 関数には 2 つのオーバーロード関数があり、プロパティがカテゴリに含まれているかどうかを異なる基準で判断することができます。

最初のオーバーロードでは、所有側コンポーネントのクラス型とプロパティの名前の組み合わせを比較基準とします。次のコマンドラインで IsPropertyInCategoryTrue を返すには、プロパティが TCustomEdit の下位クラスに属していて、名前が "Text" であり、プロパティ カテゴリ 'Localizable' に含まれている必要があります。

IsItThere := IsPropertyInCategory('Localizable', TCustomEdit, 'Text');
IsItThere = IsPropertyInCategory("Localizable", __classid(TCustomEdit), "Text");

2 番目のオーバーロードでは、所有側コンポーネントのクラス名とプロパティの名前の組み合わせを比較基準とします。次のコマンドラインで IsPropertyInCategoryTrue を返すには、プロパティが TCustomEdit の下位クラスであり、名前が "Text" で、プロパティ カテゴリ 'Localizable' に含まれている必要があります。

IsItThere := IsPropertyInCategory('Localizable', 'TCustomEdit', 'Text');
IsItThere = IsPropertyInCategory("Localizable", "TCustomEdit", "Text");