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ツールバーとメニューのアクションを構成する

提供:RAD Studio XE2
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アプリケーション ユーザー インターフェイスの開発:インデックス への移動


いくつかの機能により、メニューやツールバーの作成、カスタマイズ、維持管理の作業が簡略化されています。これらの機能を利用すると、ツールバーのボタンを押す、メニューのコマンドを選択する、あるいはアイコンをクリックすることでアプリケーションのユーザーが起動できるアクションのリストを整理することができます。

同じ一連のアクションが複数のユーザー インターフェイス要素で使用されることはよくあります。たとえば、[切り取り]、[コピー]、[貼り付け]の各コマンドは、多くの場合、[編集]メニューにもツールバーにも現れます。アクションを 1 回追加するだけで、それをアプリケーション内の複数の UI 要素で使用できます。

Windows プラットフォームでは、設計時または実行時におけるアクションの定義とグループ化、さまざまなレイアウトの作成、メニューのカスタマイズが簡単になるようなツールが用意されています。これらのツールをまとめて ActionBand ツールと呼び、それらのツールを使って作成するメニューやツールバーをアクション バンドと呼びます。一般に、ActionBand ユーザー インターフェイスは以下の手順で作成できます。

  • アクション リストを作成して、アプリケーションで使用できる一連のアクションを作成します(アクション マネージャ Vcl.ActnMan.TActionManager を使用)
  • アプリケーションにユーザー インターフェイス要素を追加します(TActionMainMenuBarVcl.ActnCtrls.TActionToolBar などの ActionBand コンポーネントを使用)
  • アクション マネージャからユーザー インターフェイス要素へアクションをドラッグ アンド ドロップします

メニューやツールバーのセットアップに関係する用語を以下の表に定義します。

アクションのセットアップに関する用語:

用語 定義

アクション

ユーザーが行うこと(メニュー項目のクリックなど)への応答。頻繁に必要になる標準アクションが多数用意されているので、アプリケーションでそのまま使用できます。たとえば、[ファイル|開く...]、[ファイル|名前を付けて保存...]、[ファイル|実行...]、[ファイル|終了]などのファイル操作をはじめ、編集、書式、検索、ヘルプ、ダイアログ、ウィンドウ アクションなどのカテゴリに属するさまざまなアクションが含まれています。また、自分でカスタム アクションをプログラミングし、アクション リストとアクション マネージャを使ってそれらにアクセスすることもできます。

アクション バンド

カスタマイズ可能なメニューやツールバーに関連付けられている一連のアクションを格納するコンテナ。メイン メニューやツールバーの ActionBand コンポーネント(それぞれ TActionMainMenuBarTActionToolBar)がアクション バンドの例です。

アクション カテゴリ

アクションを分類しグループとしてメニューやツールバーにドロップできるようにするもの。たとえば、標準アクション カテゴリの 1 つが[検索]で、この中には、[検索...]、[先頭から検索]、[次を検索]、[置換]の各アクションが全部含まれています。

アクション クラス

アプリケーションで使用されるアクションを実行するクラス。標準アクションはすべて、TEditCopyTEditCutTEditUndo などのアクション クラスに定義されています。これらのクラスを使用するには、[カスタマイズ]ダイアログからアクション バンドにそれらをドラッグ アンド ドロップします。

アクション クライアント

ほとんどの場合、アクションの起動通知を受け取るメニュー項目やボタンを表します。クライアントは、ユーザー コマンド(マウス クリックなど)を受け取ると、それに関連付けられているアクションを起動します。

アクション リスト

ユーザーによる操作に応答してアプリケーションが取り得るアクションのリストを維持管理するものです。

アクション マネージャ

ActionBand コンポーネント上で再利用できる論理的なアクション セットを分類し整理するものです。TActionManager を参照。

メニュー

アプリケーションのユーザーがクリックして実行できるコマンドを一覧表示したもの。メニューを作成するには、ActionBand メニュー クラスである TActionMainMenuBar を使用するか、TMainMenuTPopupMenu などのクロスプラットフォーム コンポーネントを使用します。

ターゲット

アクションの適用先の項目を表します。ターゲットは、通常、メモやデータ コントロールなどのコントロールです。すべてのアクションにターゲットが必要なわけではありません。たとえば、標準のヘルプ アクションでは、ターゲットを無視して、ヘルプ システムを起動するだけです。

ツールバー

クリック時にプログラムに何らかのアクション(現在の文書を印刷するなど)を実行させるボタン アイコンを横 1 列に並べて表示したもの。ActionBand ツールバー コンポーネント TActionToolBar を使用するか、クロスプラットフォーム コンポーネント TToolBar を使用して作成することができます。



クロスプラットフォーム開発を行っている場合の詳細は、「アクション リストの使い方」を参照してください。

関連項目

コード例

以前のバージョン
他言語版