アニメーション効果を持つ FireMonkey 3D アプリケーションの作成

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このチュートリアルでは、FireMonkey 3D アプリケーションの作成方法と、コードを書かずに 3D オブジェクトにアニメーションを付け加える方法を説明します。

FireMonkey 3D アプリケーションの作成

  1. [ファイル|新規作成|マルチデバイス アプリケーション - Delphi]を選択します。[マルチデバイス アプリケーション]ウィザードで、[3D アプリケーション]を選択し、[OK]ボタンを押します。
  2. フォーム デザイナが起動し、FMX.Forms3D.TForm3D が表示されます。

コンポーネントの追加

ツール パレットから、以下の FireMonkey 3D コンポーネントを追加します(検索フィールドにコンポーネント名を入力します)。

3D Cube.jpg

コンポーネントの調整

  1. フォーム デザイナで、必要に応じて FireMonkey 3D コンポーネントの位置とサイズを調整します。
    • オブジェクトを移動するには、ドラッグしてドロップするだけです。
    • 3D コンポーネントを回転するには、コンポーネントをクリックしたときに表示される 3 つの青いハンドルを使用します。 各ハンドルでは、空間内の関連する平面内で(つまり、x、y、z 軸の周りに)コンポーネントを回転できます。 ハンドルをクリックすると、その色が赤になり、アクティブ ハンドルであることを示します。 メモ: [オブジェクト インスペクタ]で各 RotationAngle プロパティ(X、Y、Z)を指定することもできます。
    • コンポーネントのサイズを変更するには、サイズ変更コントロールを使用します。これは、コンポーネントの 1 つのかどにある小さい青色の立方体です。 サイズ変更コントロールは一度に 1 つの次元で機能します。選択された(アクティブな)次元に当たる立方体の面が赤になります。 メモ: また、オブジェクト インスペクタでプロパティを使用することもできます(TCube の場合、サイズ関連プロパティ DepthWidthHeight です)。
  2. 立方体の材質を変更するには:
    • 材質の色やテクスチャを指定するには、TLightMaterialSource プロパティを使用します。
      • オブジェクト インスペクタで、TLightMaterialSource にフォーカスがある状態で:
      • Texture プロパティを、省略記号 […] から [編集]をクリックして、調整を行います。ビットマップ エディタウィザードが開きます。ビットマップ エディタ[読み込み...]ボタンをクリックして、必要なテクスチャを読み込みます。テクスチャを読み込んだら、[ビットマップ エディタ][OK]ボタンをクリックします。
      • AmbientDiffuseEmissiveSpecular は、次の図のように設定できます:
        TLightMaterial.jpg
  3. 立方体にアニメーション効果を付け加えるには:
  4. F9 キーを押して、アプリケーションをコンパイル、ビルド、実行します。
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Run1.jpg Run2.jpg Run3.jpg Run4.jpg

関連項目

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