インクルード ファイル(Delphi)
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種類 |
パラメータ |
構文 |
{$I <ファイル名>} {$INCLUDE <ファイル名>} |
スコープ |
ローカル |
説明
パラメータ指令 $I
は、指定したファイルをコンパイルに含めるようコンパイラに指示するものです。 この指示によって、ファイルは {$I <ファイル名>}
指令のすぐ後に、これからコンパイルするテキストとして挿入されます。
ファイル名のデフォルトの拡張子は .pas です。 ファイル拡張子を付けずに指定されたファイル名には、常に .pas 拡張子が付きます。 ファイル名にディレクトリ パスが指定されていない場合、Delphi では、現在のモジュールと同じディレクトリでファイルを検索するほかに、[プロジェクト|オプション...]ダイアログ ボックスの [Delphi コンパイラ]ページにある[検索パス]入力ボックスで指定されているディレクトリ(またはコマンドラインコンパイラの -I
オプションで指定されたディレクトリ)でも検索します。
スペースを含むファイル名を指定する場合は次のように、ファイル名を単一引用符で囲みます: {$I 'My file'}
。
インクルード ファイルの使用には制限事項が 1 つあります。インクルード ファイルはステートメント部の中では指定できません。実のところ、ステートメント部の begin と end の間にあるステートメントはすべて同じソース ファイル内に存在する必要があります。