フレームでの作業

提供: RAD Studio
フレームの操作から転送)
移動先: 案内検索

アプリケーション ユーザー インターフェイスの開発:インデックス への移動

フレーム(TFrame)は、フォームと同様、他のコンポーネントのコンテナになります。 フレームは、フォームと同じ所有権メカニズムを使用しており、その上にあるコンポーネントのインスタンス化および破壊は自動的に行われます。また、コンポーネント プロパティの同期化にも、フォームと同じ親子関係が使用されます。

しかし、場合により、フレームはフォームというより、カスタマイズされたコンポーネントに近い場合もあります。フレームは、簡単に利用できるよう ツール パレット に保存され、フォーム、他のフレーム、または他のコンテナ オブジェクト内に、ネストすることができます。フレームは作成、保存された後、1 つのユニットとして機能し、保有しているコンポーネント群(他のフレームも含む)から変更を継承し続けます。 フレームが他のフレームやフォームに埋め込まれた場合、継承した(親)フレームへ行われた変更も継承し続けます。

フレームは、アプリケーション内の複数の箇所で使用される、コントロール群のグループを構成する際に便利です。たとえば、複数のフォームで使用されるビットマップがある場合、それをフレームに入れておけば、アプリケーションのリソースには、そのビットマップのコピーが 1 つだけ管理されることになります。また、テーブルの編集に使用される、一連の編集フィールドを、1 つのフレームでまとめることにより、それを使っていつでもテーブルへのデータの入力ができるようにんらいます。

トピック

関連項目