C++の基礎: 関数でのパラメータの使い方を学ぶ

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概要

C++プログラミング言語では、多くのパラメータを持つ関数を追加することができ、各パラメータは異なる型を持つことができます。パラメータの型と関数内で使用する名前を「,」コンマで区切って定義することで、必要な数のパラメータを追加することができます。関数の使用方法を最も一般的な構文で定義すると、以下のようになります。

return_type function_name ( type1 parameter1, type2 parameter2, ...) 
// this is the function declaration, return type is void 
{ 
  // the definition of the function (statements and other functions)
  return return_value;
}

使用方法

関数宣言では、パラメータは、関数呼び出しで渡される引数と明確に対応しています。つまり、呼び出される値は、同じ型か、定義されたパラメータの型に変換できる型でなければなりません。例えば、以下のコードは、2つのaとbの整数のパラメータを持つ非常に単純なadd関数で、その戻り値の型も整数として定義されています。

int add( int a, int b)
{ 
  return a+b;
}

ご覧のようにパラメータはどちらも整数ですが、それぞれのデータ型を定義する必要があります。


関数のパラメータとして使用可能なデータ型の種類は、以下の通りです。

  • bool
  • char
  • int
  • short int
  • unsigned short int
  • long int
  • unsigned long int
  • long long int
  • unsigned long long int
  • float
  • double
  • string
  • 構造体
  • オブジェクト
  • ポインタ
  • その他のクラス型


定義されたすべての変数名は、その関数の内部でのみ使用可能です。 関数の外部で同じ名前を使用すると、一般的なパラメータと関数パラメータを混在し、競合する可能性があるため、同じ名前の使用は避けてください。


例えば、関数を呼び出して、以下のように変数を設定することができます。

#include <iostream>
 
int add (int a, int b)
{ 
  return a+b;
}
 
int main()
{
  int sum = add(300, 500);
  std::cout << sum <<  '\n';
 
}

また以下のコードの例のように、複数の変数を様々なデータ型で定義することができます。

float myfunc( int i, float f, string str, boolean b)
{ 
  float result= i*f ; 
  return result;
}


そして、この関数は、以下のコード例のように呼び出すことができます。


float f= myfunc( 5, 7.5, "test", 1);


ご覧のように、4つのパラメータがあり、それぞれが異なるデータ型を持っています。

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