イベントでの作業
提供: InterBase
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この章では、イベントでの作業方法について説明します。これは、指定された条件やアクションの発生を通知するために、トリガやストアド プロシージャからアプリケーションへ渡されるメッセージで、通常はデータベースにおける変更(レコードの挿入、変更、削除など)です。また、イベント バッファの設定方法や、同期および非同期のイベント呼出しを行うための次のような API 関数の利用方法について説明していきます。次の表では、関数はアプリケーションに通常記述される順に、一覧されています:
関数 | 目的 |
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イベント パラメータ バッファを割り当てる |
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同期イベントが通知されるのを待機する |
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非同期イベントを設定し、アプリケーション処理に戻る |
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イベント パラメータ バッファ内のイベント カウンタの値における変更を判断する |
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イベントに対する関心登録をキャンセルする |
非同期イベントについては、この章では、非同期トラップ(AST:投稿されたイベントに応答する関数)の作成方法について説明します。
トピック
- イベント メカニズムの理解
- isc_event_block() による EPB の作成
- isc_wait_for_event() によるイベントの待機
- isc_que_events() による処理の続行
- isc_event_counts() による発生イベントの判定
- isc_cancel_events() による関心登録のキャンセル