コマンドライン オプション

提供: InterBase

Isql を呼び出す へ戻る


オプション内の最初の文字のみが必要となります。全オプション名でも、角括弧で囲まれたテキストのどの部分でも、入力して構いません。たとえば、-n-no-noauto は同じ効果があります。

次の表は、利用可能な isql のコマンドライン オプションの一覧です:

オプション 説明

-a

名前付きデータベースの DDL をすべて抽出します。

-c[ache]

データベースへのこの接続のためのキャッシュ バッファ数を設定します。「isql 接続毎のキャッシュのデフォルト サイズ」を参照してください。

-d[atabase] <name>

-x と一緒に利用します。ファイルに抽出される CREATE DATABASE 文を変更します。

  • -d がない場合、CREATE DATABASE は C スタイルのコメントとして表示され、isql コマンドラインで指定されたデータベース名を使用します。
  • -d がある場合、isql は、コメント化されていない CREATE DATABASE を抽出し、<name> をデータベース引数として保管します。

-e[cho]

実行する前に、各文を表示(echo)します。

-ex[tract]

-x と同じ。

-i[nput] <file>

標準入力の代わりに、SQL スクリプト ファイルなどの入力ファイルからコマンドを読み込みます。

  • 入力ファイルは、他のファイルを呼び出す -input コマンドを含むことができます。これにより、ブランチへの実行が可能になり、その後戻ります。
  • isql は、最初のファイルの最後に到達した際、(コミットとも共に)終了します。
  • 対話型セッションでは、-input を使用すると、ファイルからコマンドを読み込むことができます。

-m[erge_stderr]

  • stderr 出力を stdout にマージします。
  • シェル スクリプトまたはバッチ ファイルで、isql を実行中に、1 行に出力およびエラーを取り込むのに便利です。

-names <character set name>

現在のデータベース アタッチメントに使用する文字セットを指定します。デフォルトは NONE です。

メモ: isql 内または SQL スクリプト内の SET NAMES 呼び出しはいずれも、コマンドラインで指定した文字セットを上書きします。

-n[oauto]

DDL 文の自動コミットをオフにします。デフォルトでは、DDL 文は個別のトランザクション内で自動的にコミットされます。

-nowarnings

エラーが発生した際にのみ、警告メッセージを表示します(デフォルトでは、isql は、エラーが発生していなくても、ステータス ベクタで返されるメッセージをすべて表示します)。

-o[utput] file

結果を標準出力ではなく、出力ファイルに書き出します。対話型セッションでは、-output を使用すると、ファイルに結果を書きだすことができます。

-pas[sword] password

-user と一緒に利用します。

  • リモート サーバーへ接続する際の、パスワードを指定します。
  • アクセスのためには、<password> と <user> の両方が、セキュリティ データベース内の有効なエントリを表していなければなりません。

-page[length] <n>

デフォルトの 20 ではなく、各 <n> 行ごとに列ヘッダを出力します。

-q[uiet]

-r[ole] <rolename>

データベースへの接続時に、ロール <rolename> の権限を、<user> に付与します。

-s[qldialect] <n>

セッションの終わりまで、もしくは、ダイアレクトが SET SQL DIALECT 文によって変更されるまで、以降のコマンドをダイアレクト <n> として解釈します。

  • <n> = 1 の場合、コマンドは InterBase 5 以前として処理されます。
  • <n> = 2 の場合、ダイアレクト 1 および 3 で異なる解釈がある要素については、すべて警告またはエラーでフラグを立て、データベースのダイアレクト 3 への移行を支援します。
  • <n> = 3 の場合、すべての文は、現在の InterBase SQL セマンティクスで解釈されます: 2重引用符は区切り識別子、DATE データ型は SQL DATE、9 より大きい精度の真数は INT64 として保持されます。

-t[erminator] <x>

文の終端シンボルを、デフォルトのセミコロン(;)から <x> に変更します。このとき <x> は、1 文字または文字のシーケンスです。(InterBase 7 で廃止予定)。

-u[ser] <user>

-password と一緒に使用します。リモート サーバーへ接続する際の、ユーザー名を指定します。

  • アクセスのためには、<password> と <user> の両方が、セキュリティ データベース内の有効なエントリを表していなければなりません。

-x

名前付きデータベースの DDL を抽出します。 ファイルにリダイレクトされない限り、DDL を画面に表示します。

-z

isql のソフトウェア バージョンを表示します。

関連項目

次は: