接続に関する情報の要求(API ガイド)

提供: InterBase

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アプリケーションでデータベースに接続すると、接続に関する情報が必要になります。 isc_database_info() を呼び出すと、接続に使用されるオンディスク構造体(ODS)のバージョン、割り当てられたデータベース キャッシュ バッファの数、読み取りや書き込みを行うデータベース ページの数、ライトアヘッド ログ(WAL)の情報など、接続に関する情報をアプリケーションから問い合わせることができます。

­isc_database_info には、エラー ステータス ベクターへのポインタとデータベース ハンドルに加えて、アプリケーションが割り当てる 2 つのバッファが必要です。つまり、アプリケーションに必要な情報を指すリクエスト バッファ、および InterBase が要求された情報を返す結果バッファです。 アプリケーションは、isc_database_info() を呼び出す前に、リクエスト バッファに情報を設定いれ、それには、リクエスト バッファへのポインタ、およびそのバッファのサイズ(バイト)を渡します。

結果バッファは、InterBase が返す情報を保持できるサイズで作成しなければなりません。 isc_database_info() には、結果バッファへのポインタ、およびバイト単位で表した結果バッファのサイズも渡されます。 結果バッファにデータを保持しきれない場合は、ibase.h で定義した isc_info_truncated の値を結果バッファの最終バイトに格納します。

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