表4.3 DPB パラメータ(アルファベット順)
提供: InterBase
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パラメータ | 目的 | 長さ | 値 |
---|---|---|---|
isc_dpb_activate_shadow | データベースの同期コピーを複製するデータベース シャドウ オプションを有効にする | 1(無視) | 0(無視) |
isc_dpb_archive_database | データベースをアーカイブにバックアップする。 次のコマンドラインに相当: gbak-archive_database | ||
isc_dpb_archive_journals | ジャーナルをアーカイブにバックアップする。 次のコマンドラインに相当: gbak-archive_journals | ||
isc_dpb_archive_dumps | アーカイブに格納することができるデータベース ダンプの最大数を構成する。 次のコマンドラインに相当: gfixarchive_dumps<n>. | ||
isc_dpb_archive_recover | データベースをアーカイブから復元する。 次のコマンドラインに相当: gbakarchive_recover | ||
isc_dpb_archive_sweep | RDB$JOURNAL_ARCHIVES に含まれるファイルのうち、指定されたシーケンス番号より RDB$ARCHIVE_SEQUENCE が小さいファイルを削除します。 次のコマンドラインに相当: gfix-archive_sweep<n>. | ||
isc_dpb_damaged | データベースが不完全な場合にマークを付けるかどうかを指定する数字
|
1 | 0 または 1 |
isc_dpb_dbkey_scope | dbkey コンテキストの範囲。 0 = 現行トランザクションに範囲を限定する。 | 1 | 0 または 1 |
isc_dpb_delete_shadow | 不要になったデータベース シャドウを削除する | 1(無視) | 0(無視) |
isc_dpb_encrypt_key | 暗号化キーを示す最大 255 文字の文字列 | 文字列内のバイト数 | キーを格納する文字列 |
isc_dpb_force_write | データベースへの書き込みの 同期/非同期を指定する
|
1 | 0 または 1 |
isc_dpb_gbak_validate | データベースの復元中に検証チェックを行うようにサーバーに指示する | ||
isc_dpb_lc_ctype | 使用するキャラクタ セットを指定する文字列 | 文字列内のバイト数 | キャラクタ セット名を含む文字列 |
isc_dpb_lc_messages | 言語別のメッセージ ファイルを指定する文字列 | 文字列内のバイト数 | メッセージ ファイル名を含む文字列 |
sc_dpb_license | ソフトウェア ライセンスの使用許可キーを示す文字列 | 文字列内のバイト数 | キーを格納する文字列 |
isc_dpb_no_reserve | レコード修正時のバックアップ バージョン格納用に、各データベース ページに少量のスペースを確保するかどうかを指定する。 一次レコードと同じページにバックアップ バージョンを格納しておくと更新動作が最適化される
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1 | 0 または 1 |
isc_dpb_num_buffers | データベースと併用するキャッシュ バッファの割り当て数。 デフォルト = 2,048 | 長さインジケータのバイト数(1、2、または 4) | 割り当てられるバッファ数 |
isc_dpb_online_dump | オンライン ダンプを起動するための命令 | 1 | 0 または 1 |
isc_dpb_old_overwrite | 現在のオンライン ダンプ ファイルを削除し、フル データベース ダンプを実行する(省略可能)ことを指定します。 | 1 | 0 または 1 |
isc_dpb_old_file_name | オンライン ダンプ ファイルの名前を指定する文字列。最大 255 文字。 | 文字列内のバイト数 | ダンプ ファイル名の文字列 |
sc_dpb_old_file_size | オンライン ダンプ ファイルのページ数(省略可能) | 長さを表すバイト数(1、2、4) | ダンプ長を表すページ数 |
isc_dpb_password | パスワードを示す最大 255 文字の文字列 | 文字列内のバイト数 | パスワードを含む文字列 |
isc_dpb_password_enc | 暗号化パスワードを示す最大 255 文字の文字列 | 文字列内のバイト数 | パスワードを含む文字列 |
isc_dpb_preallocate | データベース事前割り当てを指定する。 これは isc_create_database() でのみ認識され処理されます。
isc_attach_database() では、isc_dpb_preallocate は警告なしに無視されます。 データベース情報パラメータ isc_info_db_preallocate で、データベース ヘッダー ページに格納されているデータベース事前割り当て情報を要求できます。 |
4 | |
isc_dpb_set_db_sql_dialect | クライアントによって使用される SQL ダイアレクトを示す数値。 データベース ヘッダー ページでダイアレクトを設定するために gfix ユーティリティによって使用される ダイアレクト 3 は、InterBase XE 以降で導入された機能にアクセスできる | 1 |
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isc_dpb_sql_dialect | クライアントによって使用される SQL ダイアレクトを示す数値。 ダイアレクト 3 は、InterBase XE 以降で導入された機能にアクセスできる | 1 |
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isc_dpb_sql_role_name | ログイン ロール名の文字列 | 文字列内のバイト数 | 文字列 |
isc_dpb_sys_encrypt_password | データベース システム暗号化パスワード(SEP)、最大 255 文字 | 文字列内のバイト数 | SEP を格納する文字列 |
isc_dpb_sys_user_name | システム データベース管理者(SYSDBA)名を示す最大 255 文字の文字列 | 文字列内のバイト数 | SYSDBA 名を含む文字列 |
isc_dpb_user_name | ユーザー名を示す最大 255 文字の文字列 | 文字列内のバイト数 | ユーザー名を含む文字列 |
isc_dpb_delete_shadow のように、追加パラメータが不要なパラメータもあります。 その場合も、パラメータの長さと値バイトを指定しなければなりません。 長さは 1、値は 0 に設定してください。 これらのパラメータ値は InterBase では無視されますが、DPB のフォーマットを維持するために必要です。
メモ:InterBase サービス API では、アクション isc_action_svc_backup、isc_action_svc_restore はそれぞれ新しいパラメータ isc_spb_bkp_preallocate、isc_spb_res_preallocate を取ります。 どちらのパラメータも 4 バイトの引数を取り、データベース事前割り当てをデータベース ページ単位で指定します。 これらのサービス パラメータは同じ数値になりますが、2 つのシンボル定数が用意されているのは、ソース コードをわかりやすくして処理の意図を正しく伝えるためです。