InterBase クイック スタート:はじめに
このクイック スタートのチュートリアルでは、データベースの作成と利用のプロセスを、ステップ by ステップで見ていきます。 読者は、参照整合性のための制約やセキュリティの保持を強化する、データ構造の作成方法を学んでいきます。 テーブルを用意し、トリガやストアド プロシージャを作成し、データを抽出するための数々のテクニックを詳細と共に学んでいきます。
手順説明では、IBConsole の対話型 SQL ウィンドウを使用すると想定してますが、代わりにコマンドライン isql
を使用しても構いません。 コマンドライン isql
を使う場合、用意されているコードを編集する必要があります。
このチュートリアルは、5 つの Part に分かれています:
目次
クイック スタート ガイドの利用
このチュートリアルでは、SQL 文を、手動や同梱されている SQL スクリプトを使用して入力するよう、手引きされています。 この方法で、実施経験を得るとともに、比較的複雑なデータベースへの取りかかることもできます。
SQL スクリプトを取得する
SQL スクリプト ファイルを取得するには、圧縮アーカイブ(ZIP)をダウンロードします: InterBase クイック スタート スクリプト、ZIP。SQL スクリプトを使用する必要のある最初のステップにいったときに、今一度このリンクを表示します。
ユーザーの作業が必要なステップ
あなたが何か作業をする必要があるトピック(たとえば、文を実行したり、スクリプトを実行するなど)には、緑色の三角のシンボル()がついています。トピック内のコード スニペットや定義に がついてない場合には、そのコードを実行しないでください。
表記の凡例
クイック スタートでは、これらの表記の凡例に従います。
表記 | 目的 | 例 |
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SQL キーワード、SQL 関数、および、データベース オブジェクトの名前すべて(テーブル、列、インデックス、ストアド プロシージャ、など) |
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強調表記、ホスト言語からの要素、および、ユーザー入力の項目 |
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太字 |
ファイル名、メニュー コマンド、システム プロンプトで入力されたコマンドすべて(スイッチ、引数、パラメータなども含む) |
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構文の凡例
クイック スタートでは、構文、コード スニペット、定義について、次の凡例に従います:
表記 | 目的 | 例 |
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使用される際には、正確にそのまま入力される必要のあるキーワード |
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それ以上細かい単位に分けられない、ユーザー入力のパラメータ |
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角括弧内のパラメータは、より小さな構文単位に分解することができます。これらパラメータの展開構文は、現在の構文に従います。 |
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任意の構文。四角括弧で囲まれたものには、他に何も含める必要がありません。もし要素がパイプ シンボルで区切られている場合には、そこから要素を 1 つのみ選択することができます。 |
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1 つは必ず含める必要があり、それは囲まれた選択肢(パイプ シンボル |
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パイプ シンボルに区切られている要素グループから、1 つのみを選択することができます。 |
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読みおよび入力時の大文字
エントリの種類 | 大文字小文字の区別 |
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SQL 文 |
SQL 文を IBConsole の対話型 SQL ウィンドウに入力する際には、大文字小文字を気にしなくて構いません。上記に記載された凡例は、本書の判読性を上げるためのものです。 |
文字列 |
文字列(引用符の中のすべて)は、大文字小文字を区別します。 このクイック スタート内には、単一引用符に囲まれた文字列が多くありますが、その場合、指示された通りの文字列を入力しなければなりません。 |
外部参照 |
InterBase 外のものを参照する場合(ファイル名など)、参照では大文字小文字が区別されます。 |
改行
- 例文には、読みやすく理解しやすいものにするために、改行が追加されています。 改行は必須ではありません。 InterBase は、SQL 文内の改行は無視します。