System.AnsiStringT.data
C++
const void* data() const { return Data; }
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
function | public | dstring.h | System | AnsiStringT |
説明
基本となる文字列 data へのポインタを返します。
data は、AnsiStringT がその値を格納するために使用する null で終端された文字配列へのポインタを返します。これは、c_str メソッドによって返されるものと同じ値です。ただし、この値が空の文字列の場合は、data は NULL ポインタを返します。
メモ: data は、空の文字列の代わりに NULL を返すので、有効な(空ではない)char* または NULL を期待する C++ 関数に対して有用です。次の例は、TCHAR のマッピングが wchar_t に設定されていないことを前提としています。
AnsiString x; ShellExecute(0, static_cast<const char*>(x.data()), "File.txt", NULL, NULL, SW_SHOW);
TCHAR のマッピングが wchar_t に設定されている場合は、ShellExecute はワイド バージョン(ShellExecuteW)になります。TCHAR のマッピングが wchar_t に設定されているときに、Ansi バージョンの ShellExecute を使用したい場合は、ShellExecuteA を指定する必要があります。