System.Win.ComObj

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Microsoft's Component Object Model (COM) と動作するメンバーです。 「COM を使った相互運用アプリケーションの開発」を参照してください。

パッケージ rtl280.bpl

クラス

EOleErrorEOleError は,低レベル OLE エラーの例外クラスです。
EOleExceptionEOleException は,オブジェクトのメソッドまたはプロパティ内で発生した OLE オートメーションエラーの例外クラスです。
EOleRegistrationErrorEOleRegistrationError は,OLE オブジェクトを登録するときに発生するエラーの例外クラスです。
EOleSysErrorEOleSysError は,OLE IDispatch インターフェース固有のエラーに対する例外クラスです。
IServerExceptionHandler

TComObject サーバーで発生する SafeCall 例外を第三者に通知できるようにするインターフェイスです。

TAutoClass

TAutoObjectクラス参照型です。

TAutoIntfObjectTAutoIntfObject は,IDispatch インターフェースと ISupportErrorInfo インターフェースを実装します。
TAutoObjectTAutoObject は、IDispatch インターフェイスをサポートする CoClass で、ActiveX オートメーション サーバーの基底クラスとして使用できます。
TAutoObjectEvent

TAutoObjectEvent は、TAutoObject の実装で接続ポイントをサポートするためのものです。

TAutoObjectFactoryTAutoObjectFactoryTAutoObject のクラスファクトリです。
TComClass

TComObject のクラスです。

TComClassManagerTComClassManager は ComObj ユニットの中にある ComClassManager 変数のクラス型です。
TComObjectTComObject は,簡単な COM クラス(Shell 拡張を作成するために使用するものなど)を作成するための基本クラスです。
TComObjectFactoryTComObjectFactory は,TComObject クラスをインスタンス化するのに使用するクラスファクトリオブジェクトの型です。
TComServerObjectTComServerObject は TComServer の抽象基本クラスです。
TConnectionPointTConnectionPoint は、1 つの送信インターフェイス用の IConnectionPoint インターフェイスを実装しています。
TConnectionPointsTConnectionPoints は、クライアント上でイベントを生成する COM オブジェクトの IConnectionPointContainer インターフェイスを実装します。
TTypedComClass

TTypedComObject のクラスです。

TTypedComObjectTTypedComObject は IProvideClassInfo インターフェースをサポートし,タイプライブラリのロードを要求しないで型情報を提供できる COM オブジェクト用のクラス型です。
TTypedComObjectFactoryTTypedComObjectFactory は TypedComObject クラスをインスタンス化するときに使用するクラスファクトリオブジェクトの型です。

ルーチン

ClassIDToProgID指定されたクラスのクラス ID(CLSID)に対応するプログラマティック ID を返します。
ComClassManagerTComClassManager オブジェクトを返します。
CreateClassIDCreateClassID は,新しい GUID を生成し,文字列として返します。
CreateComObjectCOM オブジェクトのインスタンスを 1 つ作成します。
CreateOleObjectオートメーションオブジェクトをインスタンス化します。
CreateRegKeyHKEY_CLASSES_ROOT のサブキーであるレジストリキーを作成するか,または開きます。
CreateRemoteComObjectほかのマシンで Com オブジェクトを作成し,そのオブジェクトの IUnknown 型のインターフェースを返します。
DeleteRegKeyシステムレジストリから HKEY_CLASSES_ROOT のサブキーであるキーを 1 つ削除します。
DispatchInvoke

指定された呼び出し記述子(CallDesc)、ディスパッチ ID(DispIDs)、パラメータ(Params)、結果(Result)を使って、指定された IDispatch インターフェイス(Dispatch)の Invoke メソッドを呼び出します。

DispatchInvokeError

指定された OLE リターン コード(Status)と例外情報(ExcepInfo)を使って例外を発生させます。

EventDispatchInvoke

指定されたディスパッチ ID(DispId)とパラメータ(ADistParams)を引数として、指定された Invoker を呼び出します。

GetActiveOleObject現在実行中の登録されている COM オブジェクトへの IDispatch 型インターフェースへの参照を取得します。
GetDispatchPropValueIDispatch インターフェースのプロパティ値を返します。
GetRegStringValueHKEY_CLASSES_ROOT のサブキーに格納された値をシステムレジストリから取り出します。
GUIDToString

指定されたグローバル一意識別子(GUID)の文字列表現を返します。

HandleSafeCallException

指定された例外(ExceptObject)の情報を現在の論理的な実行スレッドのエラー情報オブジェクトとして設定します。

InterfaceConnectIConnectionPoint インターフェースを接続します。
InterfaceDisconnect以前に InterfaceConnect プロシージャによって確立された IConnectionPoint インターフェース接続を接続解除します。
OleCheck結果のコードがエラーを示すと EOleSysError 例外を生成します。
OleErrorEOleSysError 例外を生成します。
ProgIDToClassIDProgID パラメータに指定された文字列に対応するクラス ID(CLSID)の GUID を返します。
RegisterAsServiceCOM オブジェクトを NT サービスとして登録します。
RegisterComServer指定したインプロセス COM サーバーの名前をオペレーティングシステムに登録します。
SetDispatchPropValueIDispatch インターフェースのプロパティ値を設定します。
StringToGUID

指定された文字列で表されるグローバル一意識別子(GUID)を返します。

StringToLPOLESTR

指定された文字列を POleStr のインスタンスとして返します。

TClassInstancingUTClassInstancing は,COM オブジェクトをインスタンス化する方法を指定します。
TCoAddRefServerProcessProc
TCoCreateInstanceExProc
TCoInitializeExProc
TConnectEvent

接続ポイントOnConnect イベントを処理する関数の型です。

TConnectionKind接続タイプに使用できる値を含むタプルです。
TCoReleaseServerProcessProc
TCoResumeClassObjectsProc
TCoSuspendClassObjectsProc
TEventDispatchInvoker

EventDispatchInvoke によって呼び出される無名メソッドの型です。

TFactoryProc

指定されたサーバーに関連付けられたファクトリ群に対して TComClassManager.ForEachFactory が呼び出す無名クラス メソッドの型です。

TOleVariantArray

OleVariant のインスタンスの配列です。

TThreadingModelTThreadingModel は,COM が COM オブジェクトの呼び出しをどのようにシリアル化するかを示します。

変数

CoAddRefServerProcess

プロセスごとのグローバル参照カウントをインクリメントし現在の参照カウントを返す関数です。

CoCreateInstanceEx

指定されたマシン上に指定されたクラスのインスタンスを作成する関数です。

CoInitFlagsCOM サーバーの .EXE に求められるスレッド サポートのレベルを指定します。
CoInitializeEx

呼び出し側スレッドで使用される COM ライブラリを初期化する関数です。

CoReleaseServerProcess

サーバー アプリケーションでクリーンアップを開始しなければならない場合、プロセスごとのグローバル参照カウントをデクリメントして 0 を返す関数です。そうでない場合は 0 以外の値を返します。

CoResumeClassObjects

登録済みのすべてのクラスをサービス コントロール マネージャに通知するために、(複数のクラス オブジェクトを登録できる)サーバー アプリケーションから呼び出す必要がある関数です。

CoSuspendClassObjects

プロセス内で登録されたすべてのクラス オブジェクトに対してサービス コントロール マネージャから新しくアクティブ化要求が出されないようにするために呼び出すことができる関数です。