FMX.Controls.TPopup

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FMX.Controls.TStyledControlFMX.Controls.TControlFMX.Types.TFmxObjectSystem.Classes.TComponentSystem.Classes.TPersistentSystem.TObjectTPopup

Delphi

TPopup = class(TStyledControl)

C++

class PASCALIMPLEMENTATION TPopup : public TStyledControl

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
class public
FMX.Controls.pas
FMX.Controls.hpp
FMX.Controls FMX.Controls


説明

TPopup は、ポップアップ ウィンドウを提供します。

TPopup を使用すると、一時ウィンドウにコンテンツを表示することができます。デフォルトでは、TPopup のコンテンツは空です。任意の数のオブジェクトを TPopup のコンテンツに追加することができます:

  • コントロールを TPopup のコンテンツに追加するには、コントロールの Parent プロパティを設定するか、TPopup を所有者にしてコントロールを作成します。
  • TPopup の子にアクセスするには、ChildrenCountChildren プロパティを使用します。

TPopup の位置を操作するには、次のプロパティを使用します:

TPopup が開いている場合には、親の位置が変わっても自分自身の位置は変わりません。TPopup を親と一緒にドラッグするには、DragWithParent プロパティを True に設定します。

TPopup は、アニメーションおよびグラフィック効果をサポートしています。アニメーション効果およびグラフィック効果は、表示されたウィンドウに対して適用されるもので、TPopup の子それぞれには適用されません。 不透明度効果については、その効果を直接 TPopup の子に設定してください。TPopup の子は、親に適用されたアニメーションや効果を継承しません。

TPopup が明示的にサイズ設定されていない場合は、そのコンテンツによってサイズ調整されます。この場合、コンテンツの表示サイズが大きくなる効果が適用されると、コンテンツの一部が重なることがあります。これを避けるには、TPopup に対してサイズを明示的に設定するか、その境界を BoundsRectMarginsPadding の各プロパティを使用して設定します。

TPopup を明示的に開閉するには、それぞれ TPopup.IsOpen プロパティを True および False に設定します。(Popup および ClosePopup の使用は推奨されません)

関連項目