オーディオ クリップまたはビデオ クリップの追加の例(VCL のみ)

提供: RAD Studio
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この例では、マルチメディア広告の AVI ビデオ クリップを実行します。

この例を実行するには、まず新規プロジェクトを作成して Unit1.pas ファイルを FrmAd.pas として保存し、Project1.dpr ファイルを DelphiAd.dpr として保存します。その後、以下を実行してください。

  1. [ツール パレット]の[System]カテゴリで[TMediaPlayer]のアイコンをダブルクリックします。
  2. [オブジェクト インスペクタ]を使って、メディア プレーヤーの[Name]プロパティを「VideoPlayer1」に設定します。
  3. [DeviceType]プロパティを選択し、ドロップダウン リストから[dtAVIVideo]を選択します。
  4. [FileName]プロパティを選択し、参照([...])ボタンをクリックし、AVI ファイルを探して選択します。 [ファイルを開く]ダイアログの[開く]をクリックします。
  5. [AutoOpen]プロパティを[True]に、[Visible]プロパティを[False]に設定します。
  6. [ツール パレット]の[Win32]カテゴリで[TAnimate]のアイコンをダブルクリックします。 [AutoSize]プロパティを[False]に、[Height]プロパティを「175」に、[Width]プロパティを「200」に設定します。 アニメーション コントロールをクリックしてフォームの左上の角にドラッグします。
  7. メディア プレーヤーをクリックしてフォーカスを戻します。 [Display]プロパティを選択し、ドロップダウン リストから[Animate1]を選択します。
  8. フォームをクリックしてフォーカスを当て、[Name]プロパティを選択して「Delphi_Ad」と入力します。 アニメーション コントロールに合わせてフォームのサイズを変更します。
  9. フォームの[OnActivate]イベントをダブルクリックし、フォームにフォーカスが当たったときに AVI ビデオを実行するための次のコードを記述します。
    VideoPlayer1.Play;
  10. [実行|実行]を選択して AVI ビデオを実行します。

メモ: Windows Vista と Windows 7 のどちらかを使用している場合は、CommonAVI(Vcl.ComCtrls.TAnimateParams.CommonAVI など)が正常に動作するよう、uses 句に ShellAnimations を追加する(Delphi の場合)か、#includeShellAnimations をインクルードする(C++ の場合)必要があります。 この追加で、Windows XP のものと似た AVI リソースがリンクされます。

関連項目