グラフィックへの描画

提供: RAD Studio
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アプリケーションのグラフィック オブジェクトを操作するのに、コンポーネントは必要ありません。画面上に何も描画せずに、グラフィック オブジェクトは、構築、描画、保存、破壊することができます。実際、アプリケーションは、フォーム上にほとんど直接描画することはありません。ほとんどの場合は、アプリケーションでグラフィックスを処理したうえで、画像コントロール コンポーネントを使用してグラフィックをフォームに表示します。

アプリケーションでの描画結果をいったん画像コントロール内のグラフィックに移動すると、あらゆるグラフィック オブジェクトの印刷、クリップボード、読み込み/保存などの操作を簡単に追加できます。このようなグラフィック オブジェクトとしては、ビットマップ ファイル、図形描画、アイコン、あるいはインストール済みの他のあらゆるグラフィックス クラス(JPEG グラフィックスなど)があります。

メモ: TBitmap キャンバスなどのオフスクリーン画像に描画しているため、画像は、ビットマップがコントロールのキャンバスにコピーされるまで表示されません。つまり、ビットマップを描画してそれらを画像コントロールに割り当てた場合、そのコントロールでペイント メッセージを処理する機会があるまで、ビットマップ画像は画面には表示されません。しかし、コントロールの Canvas プロパティに直接描画した場合、画像オブジェクトは直ちに表示されます。

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