コントロールへのグラフィックの追加

提供: RAD Studio
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コントロールの中には,コントロールの描画方法をカスタマイズできるものがいくつかあります。具体的には,リストボックス,コンボボックス,メニュー,ヘッダー,タブコントロール,リストビュー,ステータスバー,ツリービュー,ツールバーなどです。標準の描画方法を使ってコントロールや項目を描画するかわりに,コントロールのオーナー(通常はフォーム)が実行時に各項目を描画します。一般に,オーナー描画コントロールの使用は,テキストではなくグラフィックを項目に描画する場合や,テキストに加えてグラフィックも描画する場合などです。オーナー描画を使ってメニューにイメージを追加する方法については,「イメージをメニュー項目に追加する」を参照してください。

すべてのオーナー描画コントロールは,項目のリストを使用します。項目のリストとは,一般に,テキストとして表示される文字列リストか,テキストとして表示される文字列を含んだオブジェクトリストです。オブジェクトにリスト内の各項目を関連付けて,このオブジェクトを利用して項目を描画できます。

オーナー描画コントロールを作成する手順は次のとおりです。

  1. コントロールがオーナー描画であることを示す
  2. 文字列リストへのグラフィックオブジェクトの追加
  3. オーナー描画項目を描画する

関連項目