メソッド ポインタとしてのイベント

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Delphi では、メソッド ポインタを使用してイベントを実装しています。メソッド ポインタは、特定のクラス インスタンスにある特定のメソッドを指す特別なポインタ型です。コンポーネントの作成時には、メソッド ポインタをプレースホルダとして扱えます。つまり、コンポーネントのコードでイベントの発生が検出されると、そのイベントに対してユーザーから指定されたメソッドがあれば、それを呼び出すことができます。

メソッド ポインタは他の手続き型と同じように機能しますが、手続き型とは異なり、クラス インスタンスへの隠しポインタを維持管理しています。アプリケーション開発者がコンポーネントのイベントにハンドラを割り当てる場合、その割り当ては、単に特定の名前のメソッドに対してではなく、むしろ特定のクラス インスタンスのメソッドに対して行われます。そのインスタンスは通常、そのコンポーネントを含んでいるフォームですが、そうでなくてもかまいません。

関連項目