機能インストーラ
これは、RAD Studio のインストールに必要なツールの 1 つについてのリファレンス ページです。 インストール手順については、「インストール」を参照してください。
機能インストーラは、インストールする RAD Studio 機能(プログラミング言語とターゲット プラットフォームの特定の組み合わせに対するサポート、言語サポート、ヘルプ リソースなど)の初期セットを選択できるインストール ウィザードです。
インストール処理の間、インストーラは自動的に機能インストーラを起動します。機能インストーラをうっかり閉じてしまった場合には、RAD Studio を開き、ツール > プラットフォームの管理を選択して、もう一度、機能インストーラを開いてください。
RAD Studio のインストール後、機能マネージャ を使用して、追加機能をインストールしたり、インストールした機能を削除したりすることができます。
オフライン インストーラを使用している場合には、RAD Studio のインストールで、どの機能を追加または削除したいのか、選択することができます。
[プラットフォーム選択]ページ
[プラットフォーム選択]ページでは、初めてインストールする RAD Studio に組み込まれる、プログラミング言語とターゲット プラットフォームの組み合わせを選択できます。
このページには次のものが表示されます。
- プログラミング言語とターゲット プラットフォームの組み合わせとしてサポートされているもののリスト。デフォルトでは 32 ビット Windows と iOS のチェックがオンになっていますが、インストールするプラットフォームの任意の組み合わせを選択できます。また、機能マネージャを使って後で追加の組み合わせをインストールすることができます。
- 左下隅にある 3 つのフィールド -- 推定ダウンロード サイズ、推定ダウンロード時間、推定必要ディスク領域 -- では、選択した機能をダウンロードするために必要な推定を示しています。推定必要ディスク領域についての詳細については、「推定必要ディスク領域」を参照してください。
- 右下隅にある[続行]ボタン。[続行]をクリックすると、[RAD Studio 追加選択]ページが開きます。
推定必要ディスク領域
機能インストーラは、選択に従い、インストールに必要なディスク領域を計算します。計算処理には次が含まれます:
- ダウンロードされたファイルに必要なディスク領域。
- ダウンロードされたファイルの解凍に必要なディスク領域。
- インストールに必要なディスク領域。
機能インストーラは次のディレクトリを使用します:
- Temp フォルダ --- ダウンロードしたファイル用に(デフォルトの場所は
C:\Windows\Temp
)。 %PUBLIC%
ドキュメント フォルダ --- ダウンロードしたファイルの解凍用に(デフォルトの場所はC:\Users\Public\Documents\
)。- インストール用にインストーラのオプション ページで選択したディレクトリ(デフォルトは Program Files)。
Temp や %PUBLIC%
ドキュメント フォルダとは異なる場所のディスク/パーティションを、インストール用ディスク/パーティションに選択した場合、たとえそこに十分な領域がなくても、インストーラが問題を検知しない場合があります。これは、機能インストーラ がインストーラ のオプション ページで選択したディスク/パーティションを、推定必要ディスク領域の計算の基準に使用しているためです。
Temp や %PUBLIC%
ドキュメント フォルダがあるディスク/パーティションに十分な領域がない場合、それらのフォルダの場所を変更する必要があります。詳細については、「Change location of TEMP files folder to another drive(TEMP ファイル フォルダの場所を別のドライブに移す)」および「How can I move default location of Public folders to a new drive?(Public フォルダのデフォルトの場所を、新しいドライブに移動させる方法は?)」を参照してください。
[追加選択]ページ
[追加選択]ページでは、初めてインストールする RAD Studio に組み込まれる追加機能を選択することができます。
このページには次のものが表示されます。
- オプション機能のツリー: 言語サポート、サンプル アプリケーション、オフライン ヘルプ、任意の追加のソフトウェア。いずれの機能もチェックをつけることで、RAD Studio の最初のインストールに組み込むことができます。
- 左下隅にある 3 つのフィールド[推定ダウンロード サイズ]、[推定ダウンロード時間]、[推定必要ディスク領域]([プラットフォーム選択]ページで選択した機能も含め、選択した機能のダウンロードの見積もりが示されます)。
- ページ下部の 2 つのボタン:
- 右下隅にある[インストール]ボタン。[インストール]をクリックすると、選択した機能のインストールが始まります。
- [プラットフォーム選択]ページに戻るための[戻る]ボタン。
Android 開発ツールは、[プラットフォーム選択]ページで Android プラットフォームを選択すると現れます:
操作の進行状況ページ
操作の進行状況ページには、インストールの進行状況が表示されます。
RAD Studio 機能のインストールには、いくつかの項目のダウンロード、解凍、インストールが必要です。インストーラのこのページには、これらの項目のインストールに関する情報が次のように表示されます。
- ページの上部には、インストーラで現在処理されている項目が表示されます。
- ページの下部には、次の 2 つの進行状況バーが表示されます。
- 上の進行状況バーには、インストーラで現在処理されている項目のダウンロード、解凍、インストールのいずれかの現行処理の進行状況が表示されます。
- 下の進行状況バーには、インストールの全体的な進行状況が表示されます。
- ページの下部にある[キャンセル]ボタン。[キャンセル]をクリックすると、インストール プロセスをキャンセルすることができます。
[操作完了]ページ
[操作完了]ページでは、操作が正常に終了したことが通知されます。
このページの下部には、[作業開始]ボタンがあります。[作業開始]をクリックすると、インストーラから RAD Studio が起動または再起動されます。
RAD Studio がサポートするファイルの種類の中に、現在、他のアプリケーションと関連づけれているものがあった場合、RAD Studio が開いた際、[ファイルの関連付け]オプション ページと似たダイアログ ボックスが表示され、そこでどのファイルの種類を RAD Studio と関連付けたいかを選択することができます。
操作のキャンセル ページ
ユーザーによってインストールがキャンセルされると、操作のキャンセル ページが現れます。
[再試行]をクリックするとインストールを続行でき、[閉じる]をクリックすると機能インストーラが終了します。