GUI アプリケーション フレームワーク
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RAD Studio には、グラフィカル ユーザー インターフェイス(GUI)アプリケーションを構築するための 2 つの異なるアプリケーション フレームワークが用意されています。VCL コンポーネントを使用したアプリケーションの開発 と FireMonkey アプリケーション プラットフォーム です。
これらの GUI アプリケーション フレームワークの主な違いは、次のように、サポートされているプラットフォームです。
フレーム | プラットフォーム サポート | |||
---|---|---|---|---|
Windows | macOS | iOS | Android | |
FireMonkey アプリケーション プラットフォーム | ||||
VCL |
プラットフォーム サポート以外では、FireMonkey は VCL と多少似ています。FireMonkey と VCL では、TObject から TComponent までの分類階層は同じですが、TComponent
から先は異なります。FireMonkey の一部のクラス、コンポーネント、コントロール、関数は、それらに相当する VCL 要素と同等です。
しかし、FireMonkey は、ベクタ ベースの動的コントロールなどの、VCL にはない機能が用意されている新しいフレームワークです。たとえば、FireMonkey には、高度な 2D および 3D グラフィックスや、フィルタなどの特殊効果が用意されています。
関連トピック
- FireMonkey アプリケーション プラットフォーム
- VCL コンポーネントを使用したアプリケーションの開発
- VCL と FireMonkey のよくある違い
- VCL アプリケーションの FireMonkey への移行