変更のキャンセル
データの変更 への移動
アプリケーションは、Post を直接または間接に呼び出す前であれば、現在のレコードに加えられた変更を任意の時点で取り消すことができます。 たとえば、データセットが dsEdit モードであり、ユーザーがデータのフィールドを変更している場合に、アプリケーションでデータセットの Cancel メソッドを呼び出すと、レコードを元の値に戻すことができます。 Cancel を呼び出すと、データセットは必ず dsBrowse 状態に戻ります。
アプリケーションが Cancel を呼び出したときにデータセットが dsEdit モードまたは dsInsert モードであれば、現在のレコードを元の値に戻す前後に BeforeCancel イベントと AfterCancel イベントを受け取ります。
フォーム上では、データセットのナビゲータ コンポーネントにキャンセル ボタンを追加して、ユーザーが編集や挿入や追加の操作を取り消せるようにすることもできますし、フォーム上に独自のキャンセル ボタンを置いて自分でコードを書くこともできます。