接続のプール(デリゲート ドライバ チュートリアル)
チュートリアル:dbExpress デリゲート ドライバを使用する への移動
プールを使用すると、ユーザーはプールに含まれている任意の dbExpress 接続に接続できます。
[MaxConnections]
パラメータは、利用可能な接続の最大数を指定し、[MinConnections]
は、利用可能な接続の最小数を指定します。[MaxConnections]
を越える接続が必要な場合は、その呼び出しは保留になります。
接続をプールできるようにするには、その接続の[DelegateConnection]
パラメータを設定しなければなりません。
接続のトレースの場合と同様に、それには次の方法があります。
- [オブジェクト インスペクタ]を使用して [TSQLConnection]コンポーネントのプロパティを編集する。
- [データ エクスプローラ]ペインを使用して接続を変更する。
- dbxconnections.ini ファイルの [DGCONNECTION] セクションに
DelegateConnection=DBXPoolConnection
という行を追加する。
接続のトレースの場合と同様に、[オブジェクト インスペクタ]を使用する第 1 の方法を使用します。
[DelegateConnection]プロパティに移動し、ドロップダウン メニューを使用してこのプロパティを[DBXPool]に設定します。[DelegateName]が自動的に[DBXPool]に設定されます。[ConnectTimeout]、[MaxConnection]、[MinConnection]をそれぞれ必要な値に設定します。これで、接続がプールされるようになります。