A（アンカー）HTML 要素

HTML 要素：インデックス への移動

A（アンカー）要素では、ハイパーテキスト リンクの起点またはリンク先を指定します。アンカー要素には、HREF= または NAME= 属性を指定する必要があります。また、以下の属性とイベントがあります。

項目	説明
accesskey	要素にアクセス キーを割り当てます。アクセス キーとは、ドキュメント文字セットの 1 つの文字です。アクセス キーを指定するときには、想定されるユーザーの入力方法を考慮する必要があります。
charset	リンクで指定されたリソースの文字エンコードを指定します。
class	要素にクラス名またはクラス名のセットを割り当てます。同じクラス名を任意の数の要素に割り当てることができます。クラス名を複数指定する場合は、空白文字で区切る必要があります。
coords	画面上の位置と形を、オブジェクトの左上隅からの相対位置で示します。値の数と順序は、定義する形によって異なります。次の組み合わせを指定できます。rect： "<左の X 座標>, <上の Y 座標>, <右の X 座標>, <下の Y 座標>"。circle： "<中心点の X 座標>, <中心点の Y 座標>, <半径>"。半径にパーセント値を指定した場合、ユーザー エージェントは、関連付けられているオブジェクトの幅と高さから最終的な半径の値を計算します。半径は、2 つの値の小さい方になります。poly： "<X 座標 1>, <Y 座標 1>, <X 座標 2>, <Y 座標 2>, ..., <X 座標 N>, <Y 座標 N>"。X および Y 座標の最初のペアと最後のペアは同じにして、多角形を閉じる必要があります。この座標値が同じでない場合、ユーザー エージェントが追加の座標ペアを推定して多角形を閉じることになります。
dir	要素の内容および要素の属性値に含まれる、方向の指定されていないテキストを表示する方向を指定します。ltr： テキストまたはテーブルを左から右へ表示することを示します。rtl： テキストまたはテーブルを右から左へ表示することを示します。
href	Web リソースの場所を指定し、現在の要素（リンク元アンカー）とこの属性で定義されたリンク先アンカーの間にリンクを定義します。
hreflang	href で指定されたリソースの基本言語を指定します。href を指定した場合にのみ使用できます。
id	要素に名前を割り当てます。この名前はドキュメント内で一意でなければなりません。
lang	要素の属性値およびテキスト内容の基本言語を指定します。この属性のデフォルト値は unknown です。
name	コントロール名を割り当てます。
onblur	onblur イベントは、ポインティング デバイスまたはタブ移動によって要素がフォーカスを失った場合に発生します。
onclick	onclick イベントは、要素上でポインティング デバイスのボタンをクリックした場合に発生します。
ondblclick	ondblclick イベントは、要素上でポインティング デバイスのボタンをダブルクリックした場合に発生します。
onfocus	onfocus イベントは、ポインティング デバイスまたはタブ移動によって要素にフォーカスが移った場合に発生します。
onkeydown	onkeydown イベントは、要素上でキーを押した場合に発生します。
onkeypress	onkeypress イベントは、要素上でキーを押して放した場合に発生します。
onkeyup	onkeyup イベントは、要素上でキーを放した場合に発生します。この属性は、ほとんどの要素で使用されます。
onmousedown	onmousedown イベントは、要素上でポインティング デバイスのボタンを押した場合に発生します。
onmousemove	onmousemove イベントは、要素上にあるポインティング デバイスを移動した場合に発生します。
onmouseout	onmouseout イベントは、ポインティング デバイスを要素外に移動した場合に発生します。
onmouseover	onmouseover イベントは、ポインティング デバイスを要素上に移動した場合に発生します。
onmouseup	onmouseup イベントは、要素上でポインティング デバイスのボタンを放した場合に発生します。
rel	現在のドキュメントから href 属性で指定したアンカーへの関係を指定します。この属性の値には、リンクの種類をスペース区切りのリストとして指定します。
rev	href 属性で指定したアンカーから現在のドキュメントへの逆リンクを指定します。この属性の値には、リンクの種類をスペース区切りのリストとして指定します。
shape	type 属性が image に設定されている場合、グラフィカルな送信ボタンを装飾する画像の場所をこの属性に指定します。
style	現在の要素のスタイル情報を指定します。style 属性の値の構文は、デフォルトのスタイルシート言語によって決まります。
tabindex	現在のドキュメントのタブ順における現在要素の位置を指定します。この値は、0 から 32767 の間の数値でなければなりません。先頭のゼロはユーザー エージェントで無視されます。
title	設定先の要素に関する補助的な情報を指定します。
type	リンク先のアドレスで提供されている内容のコンテンツ タイプについてのヒントを提供します。これを指定することで、ユーザー エージェントは、取得対象が自分がサポートしていないコンテンツ タイプの内容であると示された場合に、内容を取得するのではなく、フォールバック メカニズムを使用することを選択できます。この属性を使用する場合には、属性値がリンク先アドレスで提供されている内容と矛盾したものになってしまう危険性があるため、責任を持って管理してください。現在登録されているコンテンツ タイプのリストは、www.w3.org の Web サイトを参照してください。

関連項目

• W3C HTML ホーム ページ