C++ における標準的な例外処理
C++Builder の例外処理 への移動
例外とは、特別な処理を必要とする例外的な状況のことで、ゼロによる除算やメモリ不足などの、実行時に発生するエラーが含まれます。 例外処理は、予期された問題も予期しない問題も見つけてエラーを処理する標準的な手段を提供するもので、これにより、開発者はバグの認識、追跡、修正を行えます。
エラーが発生すると、プログラムは例外を送出します。 例外には通常、何が起こったかについての情報が格納されています。 これにより、プログラムの別の部分で例外の原因を診断できます。
プログラムでは、例外を送出する可能性のあるステートメントを try ブロックに入れることで、例外に備えます。 これらのステートメントのいずれかが例外を送出した場合は、その種類の例外を処理する例外ハンドラに制御が移ります。 例外ハンドラは例外をいわゆる捕捉するもので、プログラムを終了する前に実行するアクションを指定します。
トピック
- C++ における例外処理の標準構文
- 例外の再送出(C++)
- 例外仕様(C++)
- 例外の巻き戻し(C++)
- コンストラクタでの例外処理(C++)
- 捕捉されない例外および予期しない例外の処理(C++)
- C++ 例外の Delphi RTL 内へのリーク