IBUpdateSQL および IBDataSet エディタダイアログボックス
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SQL エディタを使うと,データセットを更新するための SQL 文を作成できます。
TIBUpdateSQL オブジェクトは,TIBQuery オブジェクトに関連付けなければなりません。それには,SQL 文を保持する TIBUpdateSQL オブジェクトの名前を TIBQuery の UpdateObject プロパティに設定します。TIBQuery オブジェクトには,データソースとデータベース名を選択しなければなりません。また SQL プロパティには,テーブルを定義する SQL 文を指定しなければなりません。
SQL エディタを開くには,以下の手順にしたがいます。
- フォーム上の TIBUpdateSQL または TIBDataSet オブジェクトを選択します。
- 右クリックして[UpdateSQL の設定]を選択します。
SQL エディタには,[オプション]と[SQL 文]という 2 つのページがあります。
[オプション]ページ
[オプション]ページは,このエディタを最初に呼び出したときに表示されるページです。
テーブル名 |
[テーブル名]コンボボックスは,更新するテーブルを選択するために使用します。テーブル名を指定すると,[キー項目]リストボックスと[更新する項目]リストボックスに,使用可能な列のリストが表示されます。 |
キー項目 |
[キー項目]リストボックスは,更新中にキーとして使用する列を指定するのに使用します。通常,ここで指定する列は既存のインデックスに対応します。 |
更新する項目 |
[更新する項目]リストボックスは,どの列が更新対象であるかを示します。最初にテーブルを指定したときは,[更新する項目]リストボックスのすべての列が選択されて含まれています。目的の項目を複数選択できます。 |
テーブル項目の取得 |
入力した名前のテーブルから項目を読み出して,項目のリストを表示します。 |
データセットのデフォルト |
このボタンを使うと,関連付けられたデータセットのデフォルト値を復元できます。これにより,[キー項目]リストと[更新する項目]リストの項目がすべて選択され,テーブル名が復元されます。 |
主インデックスを選択 |
[主インデックスの選択]ボタンをクリックすると,テーブルの主インデックスに基づいてキー設定項目を選択できます。 |
SQL 文を生成 |
テーブルを指定し,キーとなる列および更新する列を選択した後で,[SQL 文を生成]ボタンをクリックすると,更新コンポーネントの ModifySQL,InsertSQL,DeleteSQL,および RefreshSQL プロパティに関連付ける SQL 文を準備できます。 |
項目名を " で括る |
[項目名を " で括る]というボックスにチェックマークを付けると,生成した SQL の項目名をすべて引用符で囲むように指定できます。このオプションは,InterBase 6 より古いデータベースでは無効です。 |
[SQL]ページ
生成した SQL 文を表示,変更,および更新するには,必要であれば[SQL]ページを選択します。SQL 文を生成してこのページを選択した場合,ModifySQL プロパティの文が[SQL 文]メモボックスにすでに表示されています。このボックス内の文を自由に編集できます。
メモ: メモ:生成した SQL 文は,更新文を作成するための始点となることを覚えておいてください。正しく実行させるには変更する必要があるかもしれません。それぞれの文を受け入れる前に直接自分でテストしてください。
[SQL 文の種類]ラジオボタン(変更,追加,削除,更新)を使うと,生成した SQL 文を切り替えて必要であれば文を編集できます。
SQL 文を TUpdateSQL コンポーネントの SQL プロパティと関連付けるには,[OK]をクリックします。