UML 2.0 メッセージを操作する

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相互作用図の手順 への移動

このセクションでは、シーケンス図やコミュニケーション図でメッセージを操作する方法を説明します。 この 2 種類のダイアグラムは同等ですが、メッセージを取り扱う方法が異なります。

UML 2.0 メッセージを管理する際には、以下の操作が可能です。

  1. 応答メッセージの表示/非表示
  2. メッセージのネスト
  3. ライフラインからそれ自身への再帰メッセージの作成
  4. オペレーション呼び出しに対応するメッセージ リンクの作成

応答メッセージを表示する/非表示にするには:

  1. 相互作用図で呼び出しメッセージを選択します。
  2. オブジェクト インスペクタ[全般] タブで、応答メッセージの表示に [はい] または [いいえ] を設定します。

メッセージをネストするには:

  1. 実行仕様からメッセージ リンクを開始することで、メッセージをネストすることができます。 ネストしたメッセージは親メッセージの番号付けを継承します。 たとえば、親メッセージの番号が 1 の場合、ネストした最初のメッセージの番号は 1.1 になります。
  2. また、親の実行仕様に戻るメッセージ リンクを作成することもできます。

ライフラインからそれ自身への再帰メッセージを作成するには:

  1. ツール パレットメッセージ をクリックします。
  2. シーケンス図では、このメッセージを表示させる場所でライフラインを 2 回クリックします。 コミュニケーション図では、ライフラインの任意の場所を 2 回クリックします。

オペレーション呼び出しに対応するメッセージ リンクを作成するには:

  1. 相互作用を作成します。
  2. 相互作用内で、2 つのライフライン間にメッセージ リンクを作成します。
  3. メッセージ リンクの オブジェクト インスペクタリンク タブを開きます。
  4. [シグネチャ] フィールドで、選択ボタンをクリックします。
  5. [モデル] ツリーまたは [お気に入り] ツリーから、希望するオペレーションを選択します。
  6. [OK] をクリックします。

メッセージ リンクには、選択したオペレーションの名前に従って名前が付けられます。

関連項目