複合フラグメントのオペレータとオペランド

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複合フラグメントの説明

複合フラグメントは、1 つ以上の相互作用オペレータと 1 つ以上の相互作用オペランドから構成されます。 相互作用オペランドの数(1 つだけまたは複数)は、この複合フラグメントの最後の相互作用オペレータによって異なります。

これらの要素を作成するには、ツール パレット、またはコンテキスト メニューを使用します。 オペレータの型は、設計要素の上部左端にある、記述子内に現れます。 1 つの複合フラグメントの中には複数のオペレータを定義できる点に、留意しておいてください。 その場合、記述子には、すべてのオペレータのリストが含まれ、入れ子オペレータの省略表現となります。

オペレータを作成したら、複合フラグメントのコンテキスト メニューを使用して、利用可能なオペランドを追加します。

複合フラグメントは、あるライフライン上から別のライフラインへアタッチすることにより、複数のライフライン上に拡張できます。 オブジェクト インスペクタでは、オペレータ フィールドを使って、複合フラグメント内のオペレータを管理します。

各複合フラグメントは、黒丸でライフラインに付けられています。 この黒丸は単一の図要素で、選択したり削除することができます。 黒丸を削除することは、ライフラインから複合フラグメントをデタッチすることを意味します。 ただし、複合フラグメントをすべてのライフラインからデタッチすることはできません。複合フラグメントには少なくとも 1 つの黒丸がアタッチされている必要があります。

後で、複合フラグメントを再度貼り付けるには、 [フレームの結合] ツールを使用します。

演算子

複合フラグメントが作成されると、オペレータがフレームの左上部分にある五角形の記述子に表示されます。 オペレータの型は、オブジェクト インスペクタの オペレータ フィールドを使って変更できます。変更はただちに記述子に反映されます。

記述子には、複数のオペレータを入れることもできます。 UML 2.0 仕様では、入れ子複合フラグメントのための表記規則が規定されており、 モデリングでも、その表記規則を使用、または入れ子複合フラグメント ノードを作成することで記述することができます。

オペランド

オペランドは、複合フラグメント内に、破線で区切られた長方形の領域の形で表現されます。 複合フラグメントが作成された時点では、オペランドの数はパターンのデフォルトで定義された数になっています。 後から、追加のオペランドを作成したり、すでにあるものを削除することができます。

オペレータの一番上の部分は空で、何のオペランドも入らない点に注目してください。 この領域は、記述子のために残されています。 この領域をクリックするとオペレータ全体が選択され、 点線の長方形の 1 つを選択すると、それに対応したオペランドが選択されます。 複合フラグメントにオペランドが 1 つしかない場合でも、複合フラグメント全体と、その唯一の既存オペランドは、依然として個別に選択できます。


関連項目