TLocalConnection または TConnectionBroker を使用してプロバイダを指定する
操作手順:データベース手順を実行する への移動
クライアントデータセットは,すべてのデータをメモリ上に保持している特別なデータセットです。クライアントデータセットは,データベースサーバーまたは別のデータセットの更新をキャッシュするときにデータを取得して更新を適用したり,XML ドキュメントにデータを表示したり,多層アプリケーションのクライアント部分のデータを格納するために,プロバイダを使用します。
プロバイダを指定する
- [ファイル > 新規作成 > その他]を選択します。[新規作成]ダイアログボックスが表示されます。
- [新規作成]ダイアログボックスで,[Delphi プロジェクト]を選択し,[VCL フォームアプリケーション]をダブルクリックします。Windows デザイナが表示されます。
- プロバイダがリモートアプリケーションサーバー上にある場合は,ツールパレットの[DataSnap]カテゴリから TConnectionBroker コンポーネントをフォームにドラッグします。
- オブジェクトインスペクタで,クライアントデータセットの ConnectionBroker プロパティに,フォームの TConnectionBroker コンポーネントを設定します。
- プロバイダがクライアントデータセットと同じアプリケーションにある場合は,ツールパレットの[DataSnap]カテゴリから TLocalConnection コンポーネントをフォームにドラッグします。
- クライアントデータセットの RemoteServer プロパティに,フォームの TLocalConnection コンポーネントを設定します。