イベントの公開
標準イベントの実装 への移動
TControl と TWinControl での標準イベントの宣言は、それらに対応するメソッドと同様、protected になっています。これらの抽象クラスのいずれかを継承し、そのクラスのイベントに実行時または設計時にアクセスできるようにする場合は、それらのイベントを public か published のどちらかとして再宣言する必要があります。
プロパティをその実装を指定せずに再宣言すると、同じ実装メソッドが保持されますが、保護レベル(アクセス制御)は変更されます。したがって、TControl に定義されているが公開されていないイベントを public または published として宣言することにより、そのイベントにアクセスできるようにすることが可能です。