インストールしたコンポーネントのテスト
コンポーネント作成の詳細:インデックス への移動
コンポーネントをツールパレットにインストールする前に,そのコンポーネントの設計時の動作をテストできます。このテストは新しく作成したコンポーネントのデバッグに役立ちます。この方法は,ツールパレットに表示するかどうかにかかわらず,すべてのコンポーネントに対して使用できます。インストールしていないコンポーネントのテストについては,「インストール前のコンポーネントのテスト」を参照してください。
インストール後にコンポーネントをテストすることで,フォームにドロップされたときに設計時例外を生成するだけのコンポーネントをデバッグすることができます。
IDE の 2 番目の実行中インスタンスを使用して,インストールされたコンポーネントをテストします。
- [プロジェクト > オプション > デバッガ]を選択し,コンポーネントのソースファイルをポイントするように[デバッグ用ソースパス]を設定します。
- [ツール > オプション]を選択します。 [デバッガオプション > Borland デバッガ > 言語固有の例外]ページで,追跡する例外を有効にします。
- コンポーネントのソースファイルを開き,ブレークポイントを設定します。
- [実行 > パラメータ]を選択し,[ホストアプリケーション]フィールドに Delphi 実行可能ファイルの名前と格納場所を設定します。
- [実行時の引数]ダイアログで[読み込み]ボタンをクリックして,Delphi の 2 番目のインスタンスを起動します。
- 次に,テストするコンポーネントをフォームにドロップします。これにより,ソース内のブレークポイントで一時停止します。