デザイン ガイドライン(VCL のみ)
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フォーム上でコンポーネントの配置を整えているときには、フォーム デザイナでコンポーネントの境界の上またはその近くに、デザイン ガイドラインが表示されます。デザイン ガイドラインは、ビジュアル コントロールの境界(上、下、右、左、中央、テキスト ガイドライン)を超えて伸びる垂直または水平の直線です。デザイン ガイドラインを "位置揃え" ポイントとして使用し、付近のコントロールと位置揃えをすることができます。
コントロール上にマウスを置くと、左上座標の位置(横、縦)、選択されたコントロールのサイズ、タブ ストップ、(グループやリストボックスやメニューの)項目の相対的なタブ順などの UI ガイドライン情報がポップアップ ウィンドウに表示され、各コンポーネントが規則に沿ったものになっているかを確認できます。
[グリッドに合わせる]オプションがオンで、[デザイナ ガイドラインの使用]もオンの場合は、デザイン ガイドラインが優先されます。つまり、グリッド ポイントが新しい位置のトレランスの範囲内にあり、ガイドラインも同様の距離内にある場合は、ガイドラインがグリッド位置にない場合でも、コントロールはグリッド位置ではなくガイドラインに合わせられます。スナップ トレランスはグリッド サイズに基づいて決定されます。[グリッドに合わせる]オプションと[グリッドの表示]オプションがオフの場合でも、デザイナは、グリッド サイズを使ってトレランスを決定します。
デザイン ガイドラインをオンまたはオフにするには、[ツール|オプション...|環境オプション|フォーム デザイナ]ダイアログ ボックスの[デザイナ ガイドラインの使用]フィールドを設定します。このデザイン ガイドライン機能を使用できるのは、VCL アプリケーション(Delphi と C++ の両方)だけです。
詳細は、「VCL コンポーネントでデザイン ガイドラインを使用する」を参照してください。