リファクタリング:[メンバのプル アップ]および[メンバのプッシュ ダウン]
メンバの移動には、元の場所からメンバを削除してターゲットの場所に移動する場合と、元の場所に残したままターゲットの場所に作成する場合があります。
メンバを移動するには:
- コード エディタまたはモデリングの[ダイアグラム]ビューや[モデル ビュー]でメンバを選択します。
ヒント: エディタで、メンバ名の上にカーソルを置きます。
- コンテキスト メニューまたはメイン メニューで[リファクタリング|メンバのプル アップ...](または、[リファクタリング|メンバのプッシュ ダウン...])を選択します。
- 表示されるダイアログ ボックスで、移動に必要な追加情報を指定します。
- ダイアログ ボックスの上部ペインで、移動するメンバを選択します。
- ダイアログ ボックスの下部ペインにクラス階層ツリーが表示されているので、そこからターゲット クラスを選択します。
- [OK]をクリックします。
- 表示される[リファクタリング]ウィンドウで、コミットする前にリファクタリングを確認します。 [リファクタリングの適用 (Ctrl+R)]ボタンをクリックして、移動を完了します。
ヒント: クラス メンバ同士が互いに参照し合っていることが多いため、メンバの移動は名前空間間のクラスの移動より複雑です。 移動されるメンバが他のクラス メンバを参照していて、[メンバのプル アップ...]や[メンバのプッシュ ダウン...]の実行で構文がくずれるおそれがある場合は、警告メッセージが表示されます。 その場合、クラス メンバを移動した後で、生成されたコードを手動で修正することができます。