内部分類子を作成する
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インスタンスを作成できる UML 要素を分類子と呼びます。そのような要素には、クラス、関連クラス、構造体(Delphi および C++)、共用体(C++)があります。一部には、内部分類子を含むことができるものもあります。たとえば、クラスと関連クラスは、その中に内部クラス、構造体、共用体を含むことができます。「UML 1.5 クラス図の要素」トピックの「内部分類子」節を参照してください。
[ダイアグラム]ビューまたは[モデル ビュー]内のクラス図では、分類子要素に内部分類子を追加できます。分類子要素のコンテキスト メニューを使用するか、内部分類子要素をドラッグして、分類子要素に内部分類子を追加できます。また、[ツール パレット]に用意されている内部分類子要素アイコンを使用することもできます。
コンテキスト メニューを使って内部分類子を作成するには:
- [ダイアグラム]ビューまたは[モデル ビュー]で、対象となるコンテナ要素を右クリックします。
- [追加|内部分類子の種類]を選択します。ここで、内部分類子の種類については、「クラス図の要素(UML 1.5)」の「分類子: 内部分類子」節で説明しています。
- 結果: 対象となるコンテナ要素に内部分類子が作成されます。
コピー/貼り付け操作で内部分類子を作成するには:
- [ダイアグラム]ビューまたは[モデル ビュー]で、既存の分類子(または内部分類子)を右クリック(または選択)します。
- コンテキスト メニューから[切り取り](Ctrl+X)または[コピー](Ctrl+C)を選択して、既存の分類子をクリップボードに移動またはコピーします。
- 対象となるコンテナ要素を右クリック(または選択)します。
- コンテキスト メニューから[貼り付け](Ctrl+V)を選択して、クリップボードに格納されている分類子を、対象となるコンテナ要素に貼り付けます。
- 結果: 選択した分類子(または内部分類子)が、対象となるコンテナ要素に移動(コピー)されます。
- ヒント: ダイアグラムの背景に内部分類子を移動(またはコピー)した場合、その内部分類子は分類子になります。
ドラッグ操作で分類子を移動するには:
- [ダイアグラム]ビューで既存の分類子(または内部分類子)を選択します。
- マウス ボタンを押したまま、対象となるコンテナにその分類子をドラッグします。モデリング機能でその分類子の有効なドロップ先として認識された場所が、青色の境界線で強調表示されます。
- 分類子をドロップします。
- 結果: 選択した分類子(または内部分類子)が、対象となるコンテナ要素に移動(Ctrl キーを押しながら操作した場合はコピー)されます。
- ヒント: ダイアグラムの背景に内部分類子を移動(またはコピー)した場合、その内部分類子は分類子になります。