遷移

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1 つの遷移は、ある状態またはアクティビティから離れて、次の状態またはアクティビティに接続します。

遷移は、操作をある状態から別の状態に移し、特定のイベントへの応答を表現します。 状態を遷移に連結したり、状態内の内部遷移を作成することができます。

内部遷移

内部遷移とは、状態(またはアクティビティ)から離れたり、退場または入場アクションをディスパッチせずに、イベントを処理する方法です。 内部遷移は、状態要素またはアクティビティ要素に追加できます。


自己遷移

自己遷移フローは、退場アクションをディスパッチして状態(またはアクティビティ)から離れ、次に 入場アクションをディスパッチして再び状態に入ります。 アクティビティ図では、アクティビティ要素と状態要素の両方に対して自己遷移を描画できます。

多重遷移

1 つの遷移を相互排他的な多重遷移に分岐させることができます。

1 つの遷移を、2 つ以上の並行アクティビティに分岐させることもできます。 分岐およびその分岐から出力されたスレッドの結合は、太線のバーを使って表します。

1 つの遷移は、複数の遷移元を持つことも(いくつかの並行状態からの結合)、複数の遷移先(いくつかの並行状態へ分岐)を持つことも可能です。

状態図およびアクティビティ図では、多重遷移は、垂直または水平方向に表示することができます。 状態図およびアクティビティ図の両方で、ツールバーに、垂直および水平方向の両方の分岐/結合ボタンがあります。 2 つの方向は、意味的には同じです。

ガード式

内部遷移を含むすべての遷移には、この遷移を実行するかどうかを定義するガード条件(論理式)が示されます。 遷移を効果に関連付けることもできます。効果は、遷移の発生時に実行されるオプションのアクティビティです。 ガード条件は、ブラケットで囲まれて(たとえば、"[false]")、図の遷移リンクの近くに表示されます。 効果アクティビティは、ガード条件の横に表示されます。 ガード条件と効果は、オブジェクト インスペクタで定義できます。

ガード式([ ] 内)は、分岐から出ていく遷移のラベルになります。 白抜きのひし形は、分岐と、その分岐の終了を示す合流点を表します。


関連項目