IDE でのウィザード クラスの登録
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他の設計時パッケージと同様に、ウィザード パッケージにも Register 関数が必要です。(Register 関数の詳細は、「コンポーネントの登録」を参照してください。) Register 関数では、RegisterPackageWizard を呼び出してその唯一の引数にウィザード オブジェクトを渡すことで、任意の数のウィザードを登録することができます。コードは次のようになります。
procedure Register; begin RegisterPackageWizard(MyWizard.Create); RegisterPackageWizard(MyOtherWizard.Create); end;
namespace Example { void __fastcall PACKAGE Register() { RegisterPackageWizard(new MyWizard()); RegisterPackageWizard(new MyOtherWizard()); } }
また、プロパティ エディタやコンポーネントなども、同じパッケージの一部として登録することができます。
ただし、設計時パッケージは、メインの RAD Studio アプリケーションの一部なので、どのフォーム名も、アプリケーション全体および他の設計時パッケージすべてを通じて一意でなければなりません。これは、パッケージを使ううえで大きな不都合となります。他の人がフォームにどのような名前を付けるかがわからないからです。
開発時にウィザード パッケージをインストールするには、他の設計時パッケージと同様に、パッケージ マネージャで[インストール]ボタンをクリックします。すると、IDE はパッケージをコンパイル、リンクして、読み込みます。そして、パッケージが正常に読み込まれたかどうかを示すダイアログ ボックスを表示します。