IDE でのウィザード クラスの登録

提供: RAD Studio
移動先: 案内検索

ウィザード クラスの作成 への移動


他の設計時パッケージと同様に、ウィザード パッケージにも Register 関数が必要です。(Register 関数の詳細は、「コンポーネントの登録」を参照してください。) Register 関数では、RegisterPackageWizard を呼び出してその唯一の引数にウィザード オブジェクトを渡すことで、任意の数のウィザードを登録することができます。コードは次のようになります。

procedure Register;
begin
  RegisterPackageWizard(MyWizard.Create);
  RegisterPackageWizard(MyOtherWizard.Create);
end;
namespace Example {
	void __fastcall PACKAGE Register()
	{
		RegisterPackageWizard(new MyWizard());
		RegisterPackageWizard(new MyOtherWizard());
	}
}

また、プロパティ エディタやコンポーネントなども、同じパッケージの一部として登録することができます。

ただし、設計時パッケージは、メインの RAD Studio アプリケーションの一部なので、どのフォーム名も、アプリケーション全体および他の設計時パッケージすべてを通じて一意でなければなりません。これは、パッケージを使ううえで大きな不都合となります。他の人がフォームにどのような名前を付けるかがわからないからです。

開発時にウィザード パッケージをインストールするには、他の設計時パッケージと同様に、パッケージ マネージャで[インストール]ボタンをクリックします。すると、IDE はパッケージをコンパイル、リンクして、読み込みます。そして、パッケージが正常に読み込まれたかどうかを示すダイアログ ボックスを表示します。

関連項目