IntraWeb ファースト ステップ

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Borland のラピッド アプリケーション開発(RAD)ツールを使って GUI アプリケーションを作成した経験があれば、IntraWeb でのアプリケーション開発に着手するのに必要な基本スキルは既に身についています。 ユーザー インターフェイスの基本的な設計方法は、IntraWeb アプリケーションでも通常の GUI アプリケーションでも同じです。つまり、 必要なコンポーネントを[ツール パレット]で見つけ、それらをフォームにドラッグ アンド ドロップします。 WebSnap のページ モジュールとは異なり、フォームの外見はページの外見を反映しています。 IntraWeb のフォームおよびコンポーネントは、対応する VCL の要素とは異なりますが、名前も配置も似ています。

たとえば、フォームにボタンを追加するとしましょう。 通常の VCL アプリケーションでは、[ツール パレット]の[Standard]カテゴリで Button コンポーネント見つけ、それをフォーム上の適切な位置にドラッグ アンド ドロップします。 アプリケーションをコンパイルすると、配置した場所にそのボタンが表示されます。 IntraWeb アプリケーションの場合でも、[IW Standard]カテゴリの IWButton コンポーネントを使用する点が異なるだけです。 2 つの異なるボタン コンポーネントのアイコンさえ、ほとんど同一に見えます。 唯一の違いは、IntraWeb ボタン アイコンの右上隅に "IW" が付いていることです。

以下の 4 つのステップから成るチュートリアルを実行すれば、IntraWeb アプリケーションを構築するのがいかに簡単であるかがわかります。 このチュートリアルで開発するアプリケーションでは、ユーザーに何らかの入力を求め、その入力をポップアップ ウィンドウに表示します。 チュートリアルでは IntraWeb のスタンドアロン モードを使用するので、作成するアプリケーションは市販の Web サーバーがなくても動作します。

このチュートリアルは、以下のステップで構成されます。

  1. IntraWeb アプリケーションの新規作成
  2. メイン フォームを編集する
  3. ボタンのイベント ハンドラを記述する
  4. 完成したアプリケーションを実行する

関連項目