TStoredProc の利用
操作手順：データベース手順を実行する への移動
TStoredProc は、データベース サーバーで定義されたストアド プロシージャを実行する、ストアド プロシージャ型のデータセットです。
TStoredProc を使用するには：
- ［ファイル｜新規作成｜その他...］をクリックします。 ［新規作成］ダイアログが表示されます。
- ［新規作成］ダイアログで、［Delphi プロジェクト］を選択し、［VCL フォーム アプリケーション］をダブルクリックします。Windows デザイナが表示されます。
- データセットをデータベース接続とセッション接続に関連付けます。
- パラメータをバインドします。
データセットをデータベース接続とセッション接続に関連付けるには：
- ［ツール パレット］の［BDE］カテゴリから、［TDatabase］コンポーネントをフォームにドラッグします。
- BDE 対応データセットをデータベースに関連付けるには、［DatabaseName］プロパティを設定します。 TDatabase コンポーネントでは、データベースの名前はそのデータベース コンポーネントの［DatabaseName］プロパティの値です。
- ［TSession］コンポーネントをフォームにドラッグします。
- アプリケーションのすべてのデータベース接続を制御するには、デフォルト セッションを使用します。
- ［オブジェクト インスペクタ］で、TSession コンポーネントの［SessionName］プロパティを設定して、データセットに明示的に作成されたセッション コンポーネントを関連付けます。
メモ： セッション コンポーネントを使用する場合、データセットの［SessionName］プロパティと、そのデータセットを関連付けたデータベース コンポーネントの［SessionName］プロパティを一致させる必要があります。
パラメータをバインドするには：
- ［ツール パレット］の［BDE］カテゴリから、［TStoredProc］コンポーネントをフォームにドラッグします。
- ［ParamBindMode］プロパティをデフォルトの［pbByName］に設定して、パラメータをサーバーのパラメータにバインドする方法を指定します。
- ［ParamBindMode］を［pbByNumber］に設定したい場合は、SQL Explorer でサーバーのストアド プロシージャのソース コードを参照します。
- パラメータの適切な順序と型を決定します。
- 適切な順序で、適切なパラメータ型を指定します。
メモ： 順序値による（ストアド プロシージャにパラメータが出現する順序で）パラメータのバインドもサポートするサーバーがあります。 この場合、パラメータ コレクション エディタでパラメータを指定する順序が重要です。 最初に指定したパラメータがサーバーの最初の入力パラメータになり、2 番目のパラメータがサーバーの 2 番目の入力パラメータになります（以降同じ）。 サーバーが順序値によるパラメータのバインドをサポートする場合、［ParamBindMode］に［pbByNumber］を設定できます。