Web サービス アプリケーション "Hello World" を構築する
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Web サービスは、ネットワーク(たとえば WWW など)を介して公開および起動できる自己完結的なモジュール型アプリケーションです。Web サービスでは SOAP を使用します。これは、分散環境で情報を交換するための標準的な軽量プロトコルです。SOAP では、HTTP を通信プロトコルとして使用し、XML を使用してリモート手続き呼び出しをエンコードします。
Web サービス アプリケーション "Hello World" を構築するには:
- [ファイル|新規作成|その他...]を選択します。[新規作成]ダイアログ ボックスが表示されます。
- [WebServices]フォルダを選択します。
- [SOAP サーバー アプリケーション]アイコンをダブルクリックします。[SOAP サーバーの新規作成]ダイアログ ボックスが開きます。
- Web サービスに使用する Web サーバー アプリケーションの種類を選択します。ウィザードでは、新しい Web サーバー アプリケーションが生成されます。その中の Web モジュールには、HTTPSoapPascalInvoker、HTTPSoapDispatcher、WSDLHTMLPublish の 3 種類のコンポーネントが含まれます。[SOAP サーバーの新規作成]ダイアログ ボックスを終了する際に、Web サービスのインターフェイスを定義するかどうか確認されます。
- Web サービスをゼロから作成する場合は、[はい]をクリックします。[Web サービスの新規追加]ダイアログ ボックスが開きます。
- 新しい Web サービスを追加するには、クライアントに公開する呼び出し可能なインターフェイスの名前を指定します。[Web サービスの新規追加]ダイアログ ボックスで、呼び出し可能なインターフェイスの名前を指定すると、そのインターフェイスとその実装クラスを宣言および登録するためのコードが生成されます。
- WSDL ドキュメントに既に定義されている Web サービスを実装するには、WSDL インポータを使用してインターフェイスを生成します。
WSDL インポータを使用するには:
- [ファイル|新規作成|その他...]を選択します。[新規作成]ダイアログ ボックスが表示されます。
- [Web サービス]フォルダを選択します。
- [WSDL インポータ]アイコンをダブルクリックします。[WSDL のインポート]ウィザードが表示されます。
- このダイアログ ボックスで次の手順を実行します。
- WSDL ドキュメント(XML ファイル)のファイル名を指定するか、参照([...])ボタンをクリックして WSDL ファイルを選択します。
- WSDL ドキュメントが認証の必要なサーバー上にある場合には、必須の[認証]フィールド([ユーザー名]、[パスワード]、[プロキシ])に入力します。
- [次へ >>]をクリックして、先に進みます。
- [SOAP バージョン]ページで、使用する SOAP バージョンを選択し、[次へ >>]をクリックします。
- [WSDL インポート オプション]ページで、使用するオプションをオンに、使用しないオプションをオフにし、[完了]をクリックします。
ドキュメントに定義されているオペレーションの呼び出し可能なインターフェイスを定義および登録するユニットと、ドキュメントに定義されている型のリモート可能クラスを定義および登録するユニットが、インポータにより新規作成されます。