コマンドラインからのコンパイルとリンク

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コマンドラインからコンパイルする場合、次の表に示されているパッケージ固有のスイッチを使用できます。

パッケージ固有の Delphi コマンドライン コンパイラ スイッチ

スイッチ 目的

-$G-

インポートされたデータの参照が作成されないようにします。このスイッチを使用すると、メモリアクセス効率は向上しますが、このスイッチを指定してコンパイルしたパッケージから他のパッケージ内の変数を参照できなくなります。

-LE<パス>

パッケージ ファイル(.bpl)が格納されるディレクトリを指定します。

-LN<パス>

パッケージ ファイル(.dcp)が格納されるディレクトリを指定します。

-LU<パッケージ>

使用するパッケージを指定します。

-Z

パッケージが後で暗黙的に再コンパイルされないようにします。低レベル機能を提供するパッケージ、ビルド間であまり変わらないパッケージ、ソース コードを配布しないパッケージをコンパイルする場合に使用します。


メモ: -$G- スイッチを使用すると、同じアプリケーションでパッケージが他のパッケージと一緒に使用されるのを防ぐことができます。パッケージのコンパイル時には、適宜、他のコマンドライン オプションも使用できます。ここで紹介していないコマンドライン オプションについては、「DCC32.EXE - Delphi コマンドライン コンパイラ」を参照してください。

パッケージ固有の C++ コマンドライン コンパイラ/リンカ スイッチ

スイッチ 目的

tP

プロジェクトをパッケージとして生成します(コンパイラ スイッチ)。

-D "<説明>"

指定された説明をパッケージと一緒に保存します。

-Gb

.bpl ファイル名を生成します。

-Gi

生成された .bpi ファイルを保存します。デフォルトでパッケージ プロジェクト ファイルに含まれます。

-Gpd

設計時専用パッケージを生成します。

-Gpr

実行時専用パッケージを生成します。

-Gl

.lib ファイルを生成します。

-Tpp

プロジェクトをパッケージとしてビルドします。デフォルトでパッケージ プロジェクト ファイルに含まれます。


関連項目