サンドボックス化されていない OS X 向け InterBase アプリケーション
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OS X 向けの InterBase アプリケーションをサンドボックスすると、RAD Studio Tokyo により、データ ファイルのリモート パスが Contents\Resouces\StartUp\
として自動的に設定されます。 Apple Store の仕様によれば、このリモート パスが、サンドボックス化されたアプリケーションの正規のパスになります。 このように、アプリケーションを初めて起動すると、アプリケーションから読み書きできるコンテナ フォルダがオペレーティング システムにより作成されます。 詳細については、「OS X 向け InterBase ToGo アプリケーションのサンドボックス化」を参照してください。
ただし、アプリケーションを Apple Store 経由で配布しない場合は、サンドボックス化しなくてもかまいません。それでも、アプリケーションに InterBase を組み込んで、ユーザーに直接配置することができます。RAD Studio Tokyo では StartUp
下で自動的に InterBase ファイルを探すので、InterBase ファイルのリモート パスを手動で変更する方法を次のセクションで説明します。
InterBase ファイルのリモート パスの構成
- アプリケーションに InterBase データベースを組み込んだら、[プロジェクト|配置]を選択して、配置マネージャを開きます。
- RAD Studio では、InterBase ファイルのリモート パスが
Contents\Resouces\StartUp\
として自動的に設定されていることに注意してください。 - 「OS X 向け InterBase ToGo アプリケーションのサンドボックス化#サンドボックス化されたアプリケーションを OS X に配置する場合のファイルの場所」を参照してください。
- RAD Studio では、InterBase ファイルのリモート パスが
- 現在のリモート パス名をダブルクリックして、希望するリモート パスに変更します。
- サンドボックス化されていないアプリケーションではファイルを
StartUp
下に格納する必要がないことを考慮すると、実行可能ファイルと同じフォルダにデータベース ファイルが配置されていた RAD Studio XE7 の設定に立ち返るとよいでしょう。関連ドキュメントを参照してください。
- サンドボックス化されていないアプリケーションではファイルを
InterBase ファイルのリモート パスを以前の設定に変更することにより、Apple 以外の媒介手段で配置されるさまざまな InterBase アプリケーションが、同じエンド ユーザーに対して円満に共存できます。さらに、これにより、これらすべてのアプリケーションが InterBase ファイルに同じユーザー ホーム ディレクトリを使用して競合する可能性もなくなります。