ストアド プロシージャの準備

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クエリタイプのデータセットと同様に、ストアド プロシージャタイプのデータセットも、ストアド プロシージャの実行前に準備を行わなければなりません。ストアド プロシージャを準備すると、ストアド プロシージャ用にリソースを割り当て、パラメータをバインドするよう、データ アクセス層とデータベース サーバーに伝えられます。このような処理により、パフォーマンスが向上します。

準備をせずにストアド プロシージャを実行しようとすると、データセットによって自動的に準備が行われ、実行後に準備が解除されます。ストアド プロシージャを何回も実行する予定であれば、Prepared プロパティを True に設定して、明示的に準備を行う方が効率的です。

MyProc.Prepared := True;
MyProc->Prepared = true;

データセットを明示的に準備する場合、ストアド プロシージャの実行用に割り当てられるリソースは、PreparedFalse に設定するまで解放されません。

実行前にデータセットの準備を確実にやり直したい場合(Oracle のオーバーロード プロシージャを使ってパラメータを変更する場合など)には、Prepared プロパティを False に設定します。

関連項目