データ対応コントロールのアクセス プロパティの宣言

提供: RAD Studio
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どのデータ対応コントロールにも DataSource プロパティがあり、アプリケーションのどのデータ ソース クラスがコントロールにデータを供給するかを指定します。さらに、単一のフィールドにアクセスするコントロールには、データ ソース内のそのフィールドを指定する DataField プロパティも必要です。

グラフィック コンポーネントの作成」で示した例に登場する所有クラスのアクセス プロパティとは異なり、これらのアクセス プロパティは、所有クラスそのものではなく、その所有クラス内の対応するプロパティにアクセスできるようにするものです。つまり、コントロールとそのデータ リンクで同じデータ ソースおよびフィールドを共有できるようにするプロパティを作成することになります。

DataSource プロパティと DataField プロパティおよびそれらの実装メソッドを宣言したあと、これらのメソッドを、データ リンク クラスの対応するプロパティへの "パススルー" メソッドとして記述します。

関連項目