履歴マネージャ(IDE チュートリアル)

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履歴マネージャを使用すると、アクティブ ファイルの複数のバックアップ バージョン、保存済みのローカルな変更、未保存の変更が格納されたバッファなど、1 つのファイルのさまざまなバージョンを比較することができます。

現在のファイルがバージョン管理下にある場合は、あらゆる種類のリビジョンが履歴マネージャで利用できます。

履歴マネージャは、IDE の中央部([コード]タブの右側)にある[履歴]タブに表示されます。

履歴マネージャには、以下のタブ付きページがあります。

ページ 説明

目次

ファイルの現在のバージョンと以前のバージョンが表示されます。

[情報]

アクティブ ファイルのすべてのラベルとコメントが表示されます。

[差分]

ファイルの選択したバージョン間の相違点が表示されます。

表 2-2。 履歴マネージャの各ページ


履歴マネージャ[差分]ページを以下の図に示します。ここでは、あるソース ファイルの 2 つの異なるバージョンを比較しています。 相違点がプラス/マイナス記号を使って示され、対応する行がカラー コントラストで強調表示されます。


TutorialIDEFig2-27kh2a.jpg

図 2-27。 [差分]タブを使ってファイルの 2 つのバージョンを比較する


リビジョン リストでは、以下の表に示すリビジョン アイコンを使ってファイル バージョンが表されます。

アイコン 説明

Latest

保存されている最新のファイル バージョン。

Backup

ローカル バックアップ ファイル バージョン。

Buffer

バッファ内にあり、未保存の変更を含むファイル バージョン。

バージョン管理

バージョン管理リポジトリに格納されているファイル バージョン。

Checked Out

バージョン管理リポジトリからチェックアウトしたファイル バージョン。

Moved From

コード行が強調表示された行から移動されたことを示します。

MovedTo

コード行が強調表示された行に移動されたことを示します。

関連項目

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