DataSnap アプリケーションの開発

提供: RAD Studio
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DataSnap 技術は、分散コンピューティングの必要性が増すにつれ発展し続けています。DataSnap を支える技術は、Microsoft COM/DCOM を介したデータ リモーティングのアプローチを超えて、TCP/IP に基づいたよりオープンな通信アプローチに移行しました。この発展により、DataSnap 技術では、完全なミドルウェア技術を包含するように機能を拡張できました。この技術を支える主要な特長の 1 つが、速いこと、つまり、ビルドが速い、配置が速い、実稼働時の実行が速いということです。

DataSnap は機能を拡張し、標準準拠のほとんどのインフラストラクチャで動作できるようになりました。最新の DataSnap は、これまでと同様に COM/DCOM アプローチとの下位互換性を保っていますが、TCP/IP でのネイティブな通信および HTTP または HTTPS での代替通信ができるようになりました。同時に、DataSnap サーバー側のビジネス ロジックを RESTful なサービスとしてブロードキャストすることもできます。

DataSnap 技術を使用または配置するのに、追加費用は発生しません。

高レベル DataSnap の概要

DataSnapArch.png

モバイル デバイス用 DataSnap コネクタ

iPhone(iOS)、Android(Java)デバイス、Blackberry(Java)デバイス、Windows Phone 7(C# Silverlight)などのモバイル デバイス向けアプリケーションを作成できるようになりました。

詳細については、以下を参照してください。

DataSnap プロキシのコード例

Delphi コード例 DSProxyGenerator(Delphi)では、DataSnap クライアント プロキシを実行時に生成する方法を説明しています。

インストールした製品に付属している DataSnap サンプル アプリケーション

[スタート|プログラム|Embarcadero RAD Studio Athens|サンプル]を選択することで、(RAD Studio と共にインストールされている)DataSnap サンプル アプリケーションを見つけることができます。関係のあるフォルダは \Object Pascal\DataSnap\ で、DataSnap マルチプラットフォーム デモが含まれています。これらの DataSnap サンプルは、以下のように、それぞれのフォルダ名で呼ばれます。

一方、(DataSnap サブフォルダ内には)DataSnap マルチプラットフォーム デモの利用に関する有用な情報が記載された Readme.htm ファイルがあります。

製品インストール内の DataSnap サンプルのソースは、 にあるパブリック Subversion リポジトリにチェックインされています。DataSnap サンプル アプリケーションを格納している Subversion リポジトリのコピーをチェックアウトするには、この Subversion チェックアウト リンク に移動します。さらには、変更をサンプルにコミットしたり、ローカル コピーを更新して、サンプルへ行われた最新の変更を 上のサンプルへ行われた最新の変更を取得することができます。

次のビデオでは、DataSnap 技術に関する詳細情報を提供しています。


関連トピック


関連項目

DataSnap のコード例とサンプル アプリケーション