[メッセージ]ビュー
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[表示|メッセージ]
[メッセージ]ビュー(メイン ウィンドウの下部にある)には、コンパイラのエラーや警告などのメッセージが表示されます。 [メッセージ]ビューは、ちょうどリスト ボックスのように動作します。 そのため、このビューに対してさまざまなアクションを実行できます。たとえば、[メッセージ]ビューからクリップボードへの 1 行以上のコピー、1 つ以上のメッセージの選択、リストのクリアなどです。
[メッセージ]ビューでは、ウィンドウの下端に複数の 3 つのタブがあります。
- [コンパイル]タブには、ビルド コマンドが表示されます。
- [出力]タブには、ビルド出力メッセージが表示されます。
- [ヘルプ ビューア]タブには、ヘルプ システムへの呼び出しが表示され、エラーが発生した場合はヘルプからのエラー メッセージが表示されます。
- 検索:<文字列> タブには、[検索] および [ファイル内の検索] コマンドの結果が表示されます。
ビルド出力の詳細度を選択するには、[ツール|オプション...|環境オプション]ページを使用します。
エラーや警告を含んだプロジェクトをコンパイルまたはビルドすると、[メッセージ]ビューが自動的に開きます。
[メッセージ]ビューのコンテキスト メニュー コマンド
[メッセージ]ビューのウィンドウには、メッセージに関するさまざまなアクションを実行できるコンテキスト メニュー(右クリックで呼び出し可能)があります。 このコンテキスト メニューで実行できるコマンドの一覧を以下の表に示します。
コマンド | 説明 |
---|---|
[ソースの表示] |
エラーや警告が発生した場合は、エラー/警告メッセージを選択したうえで、[ソースの表示]コマンドを選択します。 自動的にソース ファイルが開かれ、その中のエラー/警告発生箇所にキャレットが移動します。 なお、エラー/警告をダブルクリックしても同じ結果になります。 |
[ソースの編集] |
[ソースの表示]コマンドと似ています。 自動的にソース ファイルが開かれ、その中のエラー/警告発生箇所にキャレットが移動するので、ソースを編集して問題を修正できます。 なお、エラー/警告をダブルクリックしても同じ結果になるのは上記と同様です。 |
[メッセージの消去] |
[メッセージ]ビューの現在のタブからすべてのメッセージが削除されます。 |
[メッセージの保存...] |
[名前を付けて保存]ダイアログ ボックスが表示され、[メッセージ]ビュー ウィンドウの現在のすべてのタブに表示されているすべてのメッセージを格納するファイルの名前を入力するよう求められます。 このダイアログ ボックスでは、テキスト ファイルの多数のエンコーディング(ANSI、ASCII、Unicode、Big Endian Unicode、UTF-8、UTF-7)から選択できます。 |
[タブを閉じる] |
現在のタブが閉じられます。 ただし、[コンパイル]タブは、[タブを閉じる]コマンドでは閉じることができません。 |
[すべてのメッセージの消去] |
[メッセージ]ビューのすべてのタブからすべてのメッセージが削除されます。 |
[すべてのメッセージの保存...] |
[名前を付けて保存]ダイアログ ボックスが表示され、[メッセージ]ビュー ウィンドウのすべてのタブに表示されているすべてのメッセージを格納するファイルの名前を入力するよう求められます。 このダイアログ ボックスでは、テキスト ファイルの多数のエンコーディング(ANSI、ASCII、Unicode、Big Endian Unicode、UTF-8、UTF-7)から選択できます。 |
[コピー] |
選択したメッセージがクリップボードにコピーされます。 |
[すべて選択] |
[メッセージ]ビューに表示されているすべてのメッセージが選択されます。 |
[エディタの表示] |
コード エディタが表示されます。 |
[ドッキング可能] |
このコマンドを選択すると[メッセージ]ビュー ウィンドウがドッキング可能になり、選択解除するとドッキング不能になります。 ウィンドウは、ドッキング可能な場合、IDE 内に統合でき、どこでも操作しやすい場所に配置することができます。 |
メモ: [メッセージ]ビュー ウィンドウは、[ドッキング可能]メニュー項目が選択されている場合にのみ、RAD Studio のメイン ウィンドウ内の好きな場所(デフォルトはメイン ウィンドウの最下部)までドラッグすることでドッキングさせることができます。 [メッセージ]ビュー ウィンドウをドッキング解除するには、コンテキスト メニューの[ドッキング可能]コマンドを必ず選択解除してください。